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男性育休取得の障壁

私は2020年度に8か月、2021年度1か月半の育児休業を取得しました。
いろんな男性と話をすると、「おれも取りたい!」という方が大半です。しかし、取得したという人にはあまりお会いしたことはありません。
ほとんどの方は、この記事の上司のようなことを言われることを忌避するのでしょう。

他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれないのです。
嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教えーp163 岸見一郎 古賀史健

私は、幸いなことに直接的にこの記事のようなことは言われずに育児休業を取得することができました。内心思っている人はいたのだろうと思いますが、言葉には出さないでおいてくれたのでしょう。

もちろん、積極的に嫌われに行く!ということではありません。自己の生き方を認めてもらえるような、振る舞い、貢献は必要でしょう。

10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ。
嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教えー
岸見一郎 古賀史健

しかし、いくら貢献したとしても、必ず一定数の人は足を引っ張るようなことを言うかもしれません。

ただ、それを怖れるがあまり、行動に出ないことは、

自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。
嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教えーp159 岸見一郎 古賀史健

周りの空気を読む、とよく言われます。しかし、空気を読むすぎるあまり、身動きできないくなります。

周囲への感謝、貢献は忘れることなく、自分の生き方と他者の生き方を混同せず、尊重していきたいものです。

因みに、育休を取得して後悔したことは一度もありません。育休の時間は自分と家族を大きく成長させてくれたと思います。
どこかで、そんな育児談議がしたいです。

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