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『へんてこライオン』を描いた人の不思議な本

今日、紹介する絵本は

『ごろごろ にゃーん』

内容はタイトルの通り、ねこが出てきます。そのねこが飛行機に乗って様々の場所を巡って帰ってくるお話です。
この絵本の読後感だけ先にお伝えすると不思議な世界に迷い込んでしまった感が凄まじい。リズムカルに一定のリズムと同じセリフで進行されていく絵本のストーリーにドキドキワクワクしてしまう。

■何が良かったのか?

『ごろごろ にゃーん』の何が良かったのか?
ズバリ!

覚えやすい内容と繰り返す文

ザ・シンプルと言って良いほど
猫に飛行機が乗って戻ってくるお話。
何がどうシンプルなのか

もう分かりますね。
同じ文でずっと絵本が進行されていくんです。
『ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん
と、ひこうきは とんでいきます』
と言うわけです。
おそらく一回読むだけで、もう忘れない絵本になると思うくらい。『ごろごろ にゃーん』が脳に刷り込まれます。

子供って、ねこの真似が何故か好きですよね。
我が家の娘も、「にゃんにゃん」言いたくてこの本を読んでと言ってきます。

オススメ度
★★★★☆

■長新太とは

日本で活躍した絵本作家さん。2005年に残念ながらお亡くなりになりました。
代表作は、NHKで「おかあさんといっしょ」を見ている人はお気付きかもしれない。

なにを隠そう『へんてこライオンシリーズ』を書いているのが長新太さんだ。
へんてこライオンもそうだけど、独特な絵の世界観と不思議な読後感は長新太さんの作品らしさだなと思う。
他にも、「はるですよふくろうおばさん」「たぬきのじどうしゃ」「みみずのオッサン」「キャベツくん」「ゴムあたまポンたろう」などがたくさんあります。

■まとめ

「ごろごろにゃーん」って子供一緒になって文を読むとより楽しさが倍増ですよ。へんてこライオンシリーズ好きな人多いと思う。是非、長新太さん他の作品も見てほしい。

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