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児童虐待撲滅を仕事にする

昨年12月一杯で、保育園と学童保育クラブのなんでも相談室の仕事が一区切りついて、1月中は次にやることのためにありとあらゆるトライをしました。
その結果、今一番興味のある児童虐待に関わる仕事にトライすることにしました。
先日2回観た、映画「ひとくず」の影響もとても大きいです。
日本が遅れている、子どもの人権の中でも、親からの虐待は最も悲惨で切羽詰まった課題です。
虐待から子どもを救い、虐待をする親と対話することが出来たらいいなと思います。
本当は法律の縛りのないところで、虐待家庭に乗り込んで、親子の対話の通訳をするようなことをすぐにでもしたいのですが、そのノウハウもつても無いので、まずは出来るところからやっていきたいと思います。
それで今日は、地元の児童相談所を訪問して、職員の募集が無いかどうか聞いてみました。
私は児童福祉関係の資格は持っていないので、公のところだとやれることは限られるのですが、一時保護の子たちを夜間に見守る補助員を募集していたので、それに応募してみようと思います。
その他、民間で直接虐待対応活動をしているところがあったら、そういうところにも関わっていきたいです。

写真の本は、たまたまFacebookで虐待を扱っているグループで見つけて手に入れたものです。
今一生さんというフリーライターの方が、子どもの声を中心に書いているので、ものすごくリアルで、現在の日本の問題点にズバリ切り込んでいて、とても共感できます。
「日本では子どもの権利はほとんどない」と言い切っていますが、全く同感です。
この動画でも同様のことを話しています。
昨年12月12日に開催した『子ども虐待防止策イベント in 東京』での様子です。
ちょっと長いですが、冒頭で虐待された当事者として話している人のうち2人は私の知り合いです。
https://youtu.be/HvwG_vQyPW0
本当にひどいことを経験してきたんですねえ。

今さんの提案は次です。

子どもは親権者の奴隷になっている。
子どもの起業を支援する仕組みを作る。
子どもが自分の権利を学ぶ機会を提供する。
親権者を子どもが排除する仕組みを作って、親権者バンクを作る。

もう全て大賛成!
つまり、虐待をする親を子どもが拒否出来て、親権者バンクに登録している親候補から子どもが選べる。
そして労基法で制限されている児童労働を、起業という形でクリアしてしまおうというものです。
ナイスアイディアです!
実は今日里親の条件を聞いたのですが、単身者はだめで、同居の親族がいることが要件になっています。
以下、児童相談所の方とのやり取りです。
児相「お父さん、お母さんでもいいですよ」
オレ「死んでいません」
児相「子どもさんでもいいですよ」
オレ「娘が近くに夫婦で住んでいますが、私と一緒に住むことはありません」
児相「兄弟姉妹でもいいです」
オレ「一人っ子です」
児相「最近はLGBTを認める方向にあるので、同性パートナーでもいいですよ」
オレ「私ゲイじゃないんですけど、パートナーじゃない男性と同居した場合にはダメなんですか?」
児相「安定的長期的に里親が可能であるということで、ただの同居ではダメなんです」

ということで、児相の人も一生懸命に考えてくれたのですが、私が里親になるには道のりは長いです。
今さんが提唱する、親権フリーで、どんな関係の大人同士でも親権者になれる仕組みを早く作って欲しいです。

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