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4日目(1/3)~新婚なのに女一人で歩きお遍路~「徳島編」                     ◎逆に気になる、嫌われ宿                ◎適度な頑張り、適切な靴                     ◎町が近づく、歓迎のおもてなし       

備忘録11(012)
※歩きお遍路の記録です。
料金や宿泊などの情報が知りたい方は
4日目(3/3)の「情報まとめ」を見てね。
2017年情報なので注意です。

[前回の記録]
難所と呼ばれる山々を無事に乗り越え、
足に出来た小さなマメにショックを受けつつも、
一期一会の出会いに感謝し穏やかに終えた3日目。

超簡単なあらすじ

◎逆に気になる、嫌われ宿

朝、最初に出会ったのは てんとう虫くん。
すぐにご退場頂く。
ここ、夏はきっと大変なんだろうなぁ…

6:00 朝食
具だくさんの味噌汁が体に沁みる

女将さんに今後の宿を相談すると、
とても丁寧に細かく教えて頂けた。
徳島県の宿は食事や施設、接待などを
全部チェックしたとのこと。
なんとも愛を感じる行動力である。

出発は予定よりも遅い。
しかし私には貴重な時間。
下調べ放棄のツケである。

それにしても。
少し先の宿の話だが、
20番札所の手前にあるという宿
『金子や』さんの評判の悪さに唖然としてしまう。
道中のお遍路さんも
一本杉の案内名物おじさんも
色々なブログでも(後日調べ)
そして、すだち館の女将さんも
「おすすめしない」と断言している。

難所の一つである20番札の手前、
他の宿は歩いていける距離にないため、
送迎してくれる宿を探すことになる。
つまり立地が良くて商売敵がいない。

歴史のある、かつては人気の宿…
いったい何があったのだろうか。
みんなが言うため
逆に気になってしまう。
しかし、「特に女性は」というので
やめておいた方が良いのだろうか。

まぁ、これくらいにしておこう。
私は宿泊していない。
あくまで又聞き情報である。

今後、「清潔さ」と「おもてなしの心」を取り戻し
頑張っていただくことを願います。

◎適度な頑張り、適切な靴

7:20
おむすびのお接待、そして出発。

スタートして車道は1分で終了。
再び山の中へ
意外に楽しい山道
「最初は」ね
元気だから良いのですよ

始まってすぐに
「無理しないで、でも頑張って」
お言葉を頂戴する。
はーい♪
そうなのよ。その塩梅が難しいのよ。

しかし続いて、
「重い荷物は捨てれば軽くなる」
はい。そうですね。
でも捨てられないものもあるよねー♪

無理しすぎるのはよくないが、
頑張ることも大切だ。
不要なものは手放しても、
なんでも捨てればよいわけではない。
適当、適切、適度
そのバランスは難しい。

なーんてことを考えながら
しばらく登り、後はひたすら下る。

細い山道を抜けると
車通りのコンクリート道になった。
平らで硬い道がやや急勾配になっている。
足が結構つらい。
さらに昨夜発見されたマメに違和感あり。
指先を痛めないように、
靴紐でしっかり足首を固定する。
靴大事。

私の使用した靴は『メレル J57762』
これにした理由
・頑丈なトレッキングシューズ
・ゴワテックスという防水
・ミドル(ミッド)カットでくるぶしを固定
・少し重さのある靴が好き

私は足首が緩いので
補強するような靴が好きですが
靴は完全に好みによります。

他のお遍路さん情報
・コンクリート道を重視、雨の日は休む
  →軽くて通気性の良いものが◎
・荷物が増えても便利が優先
  →晴れ雨で靴を履き替える
・暑いのが嫌
  →夏に外国人お遍路さんは
   サンダルで歩くらしい
・使い慣れた靴が良い
  →いつもの靴で壊れてしまう人多発…

好みによって用意しよう
歩きお遍路は約1200~1400km
靴や足のダメージは馬鹿にできない

かなりのんびり歩行。
しかし、2時間ほどで足に違和感。
昨日のマメとは別の場所が気になる。

理由は右足の靴紐がきつ過ぎたようだ。
私は右足のほうがやや幅広。
なので同じように締めてしまうと
ぶつかると判明。

頑張り同様、
靴紐の加減も難しい。
テーピングをして再出発。
徐々に適度が分かってくるだろう。

◎町が近づく、歓迎のおもてなし

山々の間
徐々に増える民家
迎えてくれる
へのへのもへじさん
やさしい微笑みのお二人
白熱の将棋勝負
観光中のお遍路さんにも出会いました
外国の方かな?
もしくはギャル←

誰にも会わないのに、
沢山の人を感じる道。
ほんの少しの距離だけど、
大事に大事に通過した道。


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前回の3日目(3/3)にて
12番札所説明文が粗くて読めない問題を
解消しました。
前回読んでくださった方、ごめんなさい。
notoの記載も少しずつ成長しているはず、
気長にお付き合い頂けると嬉しいです。
次回は田舎の愉快な仲間たち紹介から始まります。
お楽しみに。

前回のお話は こちら
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