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8日目(1/3)~新婚なのに女一人で歩きお遍路~「徳島編」                     ◎体の状態、心の状態                                  ◎時間の経過、小さな変化

備忘録24(026)
※歩きお遍路の記録です。
料金や宿泊などの情報が知りたい方は
8日目(3/3)の「情報まとめ」を見てね。
2017年情報なので注意です。

[前回の記録]
徳島県最後のお寺 23番札所 薬王寺
厄を払い落して、温泉で垢も落とす。
次のお寺までは約80㎞。遠いなぁ…

超簡単なあらすじ

◎体の状態、心の状態

毎晩ストレッチ
さぼった後悔は翌朝にやってくる
しかし昨日は完璧であった

休みながらの短い総距離
温泉につかり
そしてストレッチ。
今朝は足が軽い!

お遍路をはじめて1週間
こんなに連続して歩くなんて
人生で初めてだろう
事前トレーニングもしなかったし←

メンテナンス大事

足は良い感じだが
体に湿疹が出ている
乾燥だろうか?
オイルを持っているので塗ってみたが…
浮腫みも強くて水毒な気がしてきた

水毒すいどく
東洋医学・漢方医学などで、
体の水分が偏ったり排泄されずに溜まったりしている状態を示す専門用語。
これによって様々な不調が起こる。

お遍路に関係ないけど
ザックリ解説

急に運動すると
乳酸の処理が間に合わず
浮腫むと言われるし
日頃の運動不足と
水分摂取不足が原因かもしれない。

6:00 朝のお勤め
なんと貸切である
1人か…ドキドキおろおろ

清めのための塗香をつけ
(灰みたいなやつ)
お経をきき
ありがたーいお話をしてくれる

般若心経には繰り返し
「色」と「空」が出てくる
とは目に見えるもの
とは目に見えないもの
それらは同時にあって
切り離すことは出来ない
目に見えるかどうかではなく
大切にしなくてはならない。
とのこと。

ちょっと難しい話だけど
こういう話、結構好きである
1人なので私のためにしてくれるお話
結構贅沢な時間ではないだろうか

6:26
無事にお勤めが終わる
うっすらと空が明るくなっている

お勤めをした本堂は高い位置にあり
とても良い景色
写真では伝わらないけど…

遠い山と
町の灯りと
そして日の出…
お遍路では
目に見えるキレイな景色が多い。

お話を聞いて
綺麗な景色をみて
朝の清々しい空気に触れて
お遍路では
目に見えない沢山の感情が湧いてくる。

ふむ、
ちょっと意味が違ったかもしれない
でも良い気分である
お勤めに参加してよかった

◎時間の経過、小さな変化

6:30 朝食

食堂でKさんに会うことができた。
面倒見のよいKさん
最後まで今後の宿情報を共有してくれる
大変お世話になりました

Kさんは本日40㎞予定
もう出発するという。
お遍路は出会いと別れの連続
これは目に見えるものと
見えないもの両方かな?

今日の教えは「色と空のつながり」

さて、
お互いの旅の安全を願い
お見送り

出会ったのは3日前だが
長いような短いような感覚である

一日が濃くて長くも感じるし
終わってみれば
あっという間な気もする
結構進んできたのだが
まだまだ先は長い

私も頑張ろう

7:30 出発
持参している杖を見る

アフロになってるーーー!!

歩き始めて1週間
距離にして約150㎞
(宿の位置や迷子できっともっと多い)
ここでも時間の経過を感じる


地面につきながら歩くと
繊維がアフロのようになり
杖は短くなっていく
ちょっと削ったら
さらにアフロっぽい(笑)

この金剛杖こんごうじょうは164㎝
私の身長で自作してきたのだが
最後には何㎝になっているのだろうか
既に1㎝はアフロ化してるか?
目に見えると結構歩いてる気がする

そのままにして
巨大アフロを観察もしたい
が、
疲れてふらつくと踏む
危ないので地面で削ることにする

「金剛杖はお大師様の化身
ナイフなどで削ってはいけない」
これもKさんに教えて頂いた

軽く引きずると地面で削れる
時間にして数十秒
あっという間に散髪終了

さて、
今日は国道をひたすら進む
道標が少ないが国道なので分かりやすい
たぶん合っている
予報では寒くなるので
ペースを上げて歩けそうである

宿目標距離は少し進んでから決めよう


―――――――――――――――――――
自作杖の金剛杖については別でupしようと途中まで作成し…
そのままになっています。
色々と思い入れがあるので、書き上げたいとは思っております(;^ω^)

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