気がついたら人が離れていく問題は「信用」の少なさにある。

ども、あすてんです。今日も19時から通常営業でお客さんとトーク。イベントがない日は、まったりお客さんとトークする時間が流れるカフェです。

来てくれた方は常連さんなので、週三くらいのペースで通ってくれます。来てくれたのが去年の6月くらいなので、1年くらいの関係性ですね。

話す内容も、Twitterで流れてくるツイートについて思ったことを話し合ったり、近況報告をしあったり、お客さんとお店の方向性をどうしようか一緒に考えたりと、さまざま。

今までお店に来てくれている時に、毎日3時間は話しているのに、いまだに会ったときには話が尽きないのが面白いです。

昔は、少し話しただけでも相手に興味を失って話すことがなくなっていたのに、今はいろんな人にいろんな興味を持つことができるようになりました。人は成長しますね。

さて、今回はアスペルガーの人が悩みがちな「人が勝手に離れていく」という問題です。

どうしても発達障害（アスペルガー症候群）を持っていると、人との距離感がわからなく苦戦する人って多いですよね。

この人ってどのくらいの距離感で接すればいいのかな？
もっと仲良くなりたいけど、近づきすぎたらうざがられないかな？

距離感って近すぎても遠すぎてもうまくいかないもので、絶妙な距離感を掴むまではかなり悩む部分じゃないかなと思います。

多くの場合、積極奇異型で近づきすぎて失敗して、失敗から学んで受動型になり恐る恐る近づくから「今度はなんか遠くない？」という状況に陥いるかなあと勝手に想像しています。

自分も距離感がわからなさすぎて、誰とどのような感覚で人付き合いすればいいかわからないことがあったけど、少しだけコツがわかってきたので、今回は人間関係の距離感のつかみ方のコツについてシェアします。

このnoteでは、発達障害の自分がカフェでリアルに経験したこと、発達のお客さんやそうでないお客さんとの生のトーク、アスペの僕の仮説・検証など、他には書いてないないことを積極的に書いていこうかなと思います。

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ぼくがイベンターとして働いている名古屋市の「デカフェ」では、通常営業やイベントを毎日19:00-24:00に行っています。一人ひとりと真剣に向き合って関わるのをモットーにしているので、ぜひ遊びに来てください🤣✨お店の様子についてはTwitterかLINEのオプチャをみると雰囲気が伝わりやすいです✨DCAFE（https://twitter.com/D__cafe）

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距離感が近い自覚がある人は、とにかく慎重に立ち回る

まず最初に、距離感が近すぎる人。この距離感っていうのは物理的な距離感というより、心の距離感。心の距離感が近すぎる人は、とにかく慎重に立ち回りましょう。

心の距離感とは簡単にいうと信頼関係のこと。ちょうどいい心の距離感は「同じことを言われたとしてもこいつなら許せる」と思えるラインを意識したらいいでしょう。

もうちょっとわかりやすく説明します。

よく、イジメといじりの違いの説明で、相手が不快と思ったらいじめ。笑って許せるならいじりと言われますよね。同じことを言われても、人によって感じ方が変わるのは、両者の間に「信頼関係」が築かれているからです。

心の距離感が近すぎる人間は「なんでこいつに言われないといけないの？」「不快だな」となるし、心の距離感がちょうどいい人は「コイツになら言われてもいいわ」「これが冗談や愛だと気づいているから大丈夫」と言った感じ。

もちろん、伝え方や表情によって状況は変わるけど、同じ言葉を言っても受け取り方が変わるのは、2人の関係性がどれだけ深いものか、質の高いものかで変わる。これは、説明し難いけど事実なんです。

よく、なんで正論を伝えているのに相手は納得しないんだろう？と思う人はいると思います。ハッキリ言って、その場合は両者の関係性として信用が足りていないと思うんですよね。

ぼくもツイッターで呟いているとき「それはおかしいでしょ」と強めに言われることがあります。その瞬間「初めての絡みでなんなんだこいつ」となるんですよね。

ある程度関わりがある人や、最初に断りを入れたり、正しい言葉使いで言われるなら、全然大丈夫です。理由は、この人は常識があるっぽいからなと思えるから。

初対面で議論をふっかけてくる人って、街中ですれ違った時に殴りかかってくる暴漢と同じ感覚ですからね。この人だれ？いきなり何？っていう状況で絡まれても「関わらんとこ」ってなるだけです。

信用っていうのは、最低限信じられる。常識がある。ウソをつかない。約束を破らない。長いこと友達関係である程度どういう人間かわかる。胡散臭くない。と言ったように、この人だったら大丈夫かなという指標になります。

その信用がたまっていない人間に、とやかく言われたくないっていうのが人間なんですよ。

この前、遊びに来てくれたお客さんに「あすてんとのトークはほどほどでいい。周りの人と友達になりたいです」って言われて、すげー素直で俺は好きだなーと思った反面、こういう言葉一つひとつに対して、相手がどう思うか、深掘りしてイメージできないと、人は離れていってしまうなーと思った（笑）

— あすてん(アスペルガー店長🔥) (@Kojirase_tencho) August 18, 2020

ちょうど参考になるツイートがありました。先日デカフェで実際に言われた台詞で「あすてんとはほどほどでいいけど、他の友達を作りたい」って言われました。