音楽のサビがサビである理由
黄昏症候群です。
桜が散ったなぁと思ったら、すぐに夏が来ました。
岩手も30度近くまで気温が上がり、ついに扇風機を出してしまいました。
ところで、今日は我が家のイラスト担当、才果が描いたちょっとした4コマ漫画を用意しました。
テーマは「音楽のサビ」です。今勝手に私が付けました。
まずはご覧ください。
「サビ」とは音楽用語のことで、「楽曲中最も盛り上がるセクション」のことを指します。
音楽にあまり興味が無いという人でも、サビについては少なくとも知っているかと思います。
さて、J-POPの一般的な楽曲構成を見ると
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→……→Cメロ→サビ→アウトロ
みたいな感じが多いです。
で、気になってくるのが、なぜ一番盛り上がる部分をサビという言葉で表すのか。
その語源について調べてみると、大きく分けて2つの説があるようです。
1つは「俳句説」
もう1つは「ワサビ説」
です。
前者は松尾芭蕉の俳句に関係があるようで、句の中で最も美しい部分を「寂(サビ)」と呼んだことが語源になっているそうです。「わび・さび」という言葉、聞いたことはありませんか?
現代のJ-POPでは美しいというか、盛り上がる部分という表現が適切な気がします。いずれにせよ、書き手(作曲者)が最も詠んで欲しい(聴いて欲しい)部分が寂(サビ)であるという訳ですかね。わかりません。
後者は何ともユニークなワサビ説。ワサビを食べるとツーンと来ますが、それによって食べている人の「表情が変わる」のが言うまでもありません。
それを楽曲のセクションに当てはめ、「変化する部分、盛り上がる部分」を表す言葉としてワ(サビ)を使うようになった。なんていう話もあります。
改めて上記にある4コマ漫画に目を通してみると。
要はサビってなんぞやと。それは俳句やワサビから来てるんじゃよと。多少オチが謎ですが、そういうことを言いたい。
________________________________________________________
何のためにやっているのか?となりますが、これは今後運営していくホームページのコンテンツ作りの練習です。
例えば、「今からDTM(デスクトップミュージック)を始める超簡単な方法!」というありきたりなテーマの記事を書くとします。
写真や文章を駆使してわかりやすいコンテンツを作っていくのが定石ですが、正直言って初心者には取っつきにくい。
オーディオインターフェース?なんぞやそれと。写真と文章だけ読んでも頭に入ってこないぞと。
じゃあどうすれば理解してくれるのかというと、「漫画」なんですね。機材の種類や使い方を漫画形式で説明することで、よりキャッチャーなコンテンツになります。冒頭で漫画に目を通すだけで、読み手がスムーズに本文に入っていける。
もちろん専門的な話になってくると漫画では賄えません。とはいえ、この記事を読む8割以上はこれからDTMを始めたいと思っている初心者の方なので、鬱陶しい長文を読むよりかは、漫画の方が遙かに取っつきやすいはず。
今読んで頂いているこの文章。これさえも冒頭にちょっとした漫画を付け加えることで、多少長くなっても読む気になって頂けると思うんです。
ほら、最近本屋で見かけるじゃないですか。
「漫画で理解する○○の実態!」
みたいな本です。需要あるからこそ、そういった本が続々と登場しているのかなと。
今後は描き手の練習がてら、ちょっとした4コマ漫画を掲載していきます。
以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
黄昏症候群
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?