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【終活】これさえやれば大丈夫!終活にやるべき6項目|やることリスト

今をよりよく生きるための『終活』ですが、何から始めれば良いのか、具体的に何をするべきなのかを迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は『終活にやるべきこと』を簡潔に詳しくご紹介します!


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1.終活とは?

終活は自分自身の気持ちを整理し、これからの人生をよりよく生きるための準備です。

前回のnoteで、終活の意味やメリットなどを詳しくご紹介しました。もしまだご覧になっていない方はそちらからご覧いただくと、今回の記事がより分かりやすくなると思いますので、ぜひご覧下さい⤵︎ ⤵︎


2.遺言書とエンディングノートの違いは?

終活を始めるときに、まずほとんどの方が思い浮かべるのが『遺言書』や『エンディングノート』だと思います。

この二つは似ているようで、実は大きな違いがあります。それは、法的効力を持つか、持たないかの違いです。

エンディングノートは書き方にルールはなく、どのように書いても良いのですが、法的効力がありません。そのため死後の遺産相続などのことをお願いすることはできても、強制させることは出来ません。

一方遺言書には法的効力があるため、決められた形式で書かなければなりませんが、遺産相続などについて必ず内容に従わせることが出来ます。

またもう1点、この二つの大きな違いは、遺言書に書けるのは「死後」のことのみですが、エンディングノートには「生前」のことも書ける、ということです。

そのため、遺言書には「死後に財産をどうするか」などを書くのに対して、エンディングノートには生前に自分で身の回りの管理が出来なくなった場合に「財産をどう管理して欲しいか」や「どういった介護をして欲しいか」なども書くことができます。

このような違いをきちんと踏まえて、内容に基づいて遺言書とエンディングノートを使い分けることが需要です。

3.終活でやるべきことはこの6項目!

冒頭で申し上げた通り、「終活をそろそろ始めよう!」と思っていても、実際何からやればいいのか分からないという方も多いと思います。

そんな方々のために、以下を順番にやっていくと基本的な終活は完結できる6項目をリスト化してご紹介します。

①エンディングノートの作成

まずは気軽に誰でも書くことのできるエンディングノートを書いてみましょう。

エンディングノートにはルールがありません。市販のエンディングノートを使っても良いですし、買ってきた大学ノートに書いても良いです。

内容はどんな事でも書くことができます。例として下記の内容を参考にしてみてください。

・ご自身について(プロフィール)
・ペットについて
・家族について
・介護について
・延命治療について
・葬儀について    など

完璧に書こうとすると、途中で挫折してしまう可能性があるので、ご自身が興味のあることや好きなことなど、とにかく書きやすいところから書き始めましょう!

②遺言書の作成

遺言には種類があり、全て自筆で記し、署名、押印して作成するのが『自筆証書遺言』です。手軽に作成でき、費用もかからないのですが、きちんと調べず形式を間違えてしまうと無効になる可能性も高いのが自筆証書遺言です。

法的効力を持つため、書くことのできる内容は決まっています。例として下記の内容を参考にしてみてください。

・遺産分割方法の指定について
・相続人の排除について
・遺贈について
・遺産分割の禁止について

確実に有効な遺言書を作成したい場合は、公証人のもと作成する『公正証書遺言』を検討してみましょう。分からない場合は弁護士など専門家に気軽に相談してみてください!

③個人情報の整理

個人情報の整理は必ず生前に行いましょう。万が一それを怠ると、遺族に自分の資産を確実に渡すことが出来ない可能性があります。

近年はデジタル遺品の問題が多くなっています。サブスクリプションなどを契約している場合は、解約しておくか、ログインパスワードなどをご家族と共有しておきましょう。

使っていない銀行口座やクレジットカードなどは解約しておくことも、遺族の負担を減らすことに繋がります。

④不用品の整理

遺族が片付けで大変にならないようにするためにも、早めの終活で不用品は捨てたり売ったりするなどして整理をしておきましょう。

⑤葬儀・お墓の準備

葬儀やお墓についての希望をご家族に伝えておくのも、亡くなったあとのご家族の負担を減らすことに繋がります。

また、ご自身で遺影を選びたい!という方は、希望をご家族に伝えておきましょう。

⑥相続の準備

相続の準備も終活に需要な項目の一つです。なぜならこの準備を怠ると、相続トラブル繋がる可能性があるからです。

相続の準備を始めるには、まず自分の財産がどのくらいあるのかきちんと把握する必要があります。

現在当社で開発中である"TASKI"のようにネットで相続税の計算ができるシステムは、無料で「今現在の財産の状況」や「相続税はかかるのかどうか」などを簡単に把握することができるため、相続の準備としても一度試しに使ってみることをお勧めします!

まとめ

今回は、遺言書とエンディングノートの違いと、終活で具体的に何をするべきかをご紹介しました。

終活はネガティブなイメージがある方も多いのではないかと思いますが、実はやってみると今の自分と向き合うためであったり、大切なご家族のための活動であったりと、とても前向きな活動であることがお分かりいただけたと思います。

人生100年時代と言われている今、早めの終活を心がけることで、まだまだ長いこの先の人生をより充実したものにできます。是非、無理をせずできることから終活を始めてみてはいかがでしょうか。