「自然を見よう」と思った話
人間が苦手で、街が苦手である。
でもその一方で、
人間が好きで、街が好きである。
この相反する感覚はなんだろう。
自分でもよく分からないのだが、気づけばそういう人間になっていた。アンビバレントというやつだろうか。
時々はバランスを崩しながらも、それはそれで一応やりくりしてきたつもりだ。
さて、そんな私なので、どこか自然豊かな場所に出かけても、つい人間の営みを探してしまう。そして、それを見つけてはなんだかホッとする。結局、自然はほとんど目に入っていない。
これまでこの「人間ばかり見て、自然を見ていない」ということにすら気づいていなかったのだが、この度ようやく自覚するに至った。
大自然に身を任せて気持ちを落ち着ける。初めは意識的にでも、そのうち無意識のうちにそうできるようになってみたら、何かが変わるかもしれない。
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今日は、ポエマー秋本がお送りしました。
良い夜を。
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