「開かれた」私と、言葉の力

2018年の7月も今日で終わり。
思い返せばこの1ヶ月、これまでの自分からしたら信じられないくらい、色々な方にお会いすることができた。

これまでの自分とはどんなだったか。一言で言えば「閉じていた」。日々の暮らしや会社勤めに手一杯で、それ以外に目を向ける余裕がなかった。

5月の終わりに思い立ってnoteを始め、様々に綴られた「想い」に出会った。すると不思議なことに、自然と「この『想い』を綴ったのはどんな方だろう。直接お会いして、もっとお話を聞いてみたい」と思ったのだ。
月並みな表現だが、「言葉の力」のなせる業なのだろう。「言葉」が、「私」を「開かせてくれた」のだと思う。

そうしてお会いした方々は、一人ひとりがとても魅力的。ご自身ならではの「言葉」を持っており、さらにはその「言葉」を愛し、大切にされている方ばかりだった。確たる「自分」があり、格好良い。
実際にはお会いせず、コメントやメッセージ等でやりとりさせていただいた方々もまた、同じく魅力的で格好良い。

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対する私の「自分」は、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと定まりがないことこの上ない。日々の投稿をお読みいただいている方がいらっしゃればお分かりかと思うが、一貫したテーマなどは特になく(敢えて言うなら「人間」と「言葉」?)、まさに「書き散らかしている」。
どうしようかなぁ、などと考えたこともあったが、最近はもはや開き直って、「色々書いていれば、どれか1つくらいはどなたかの心に残るだろう」などとすら考える始末だ。あぁ、たちが悪い。

そんな私はつまるところ、何かと「言葉」が軽視されがちなこの世の中で、「いやいや、言葉には力があるのです」ということを信じ、身をもってそれを証明したいのだろうと思う。だからこそ、皆さんの投稿に目を通して「言葉の力」を感じ取りながら、その力の作用をまだ見ぬどなたかに分けてあげたいがために日々の投稿をしている気がする。

私の言葉が持つ力など、弱々しいものだろう。そうであっても、それが少しでも誰かの支えになるならば、この上ない幸せである。

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