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再生可能なエネルギー

当たり前の話ですが、エネルギーは使い続ければ枯渇します。
石油燃料は有限であるために、ヒトは風力や水力であったり、太陽光エネルギーに頼ったりするわけです。

<略>


makotatsu project第一回目の打ち合わせは、3月3日(日)14時から行われました。場所は恵比寿。
マコさんとは前々から「何か一緒にやりましょーね」なんて話していて、この数日前の飲み会「ファッションで!」と決まりました。(決まるのめちゃ早い)

触れられている通り僕はお洋服が好きで、年間を通してけっこうな金額分を買ったりします。着なくなったら弟とか友人にあげちゃいます。

衣食住に関わる何かをやりたいというのはここ1〜2年で、時が経つほどに強く思うようになっていて、今までゲームやらアニメやらの娯楽産業に身を置いてきた僕が何故そういう考えに至ったのかと言うと、より多くの人に自分が作ったモノを提供したいという願望が湧いてきたからだと思います。
ゲームが好きだからゲームを作りたかったし、アニメが好きだからアニメを作りたかった。自分で作って自分で遊べる。お金も入ってくる。最高。
ゲームを作っていて「ああ、やっていて良かったな」と最も実感できる一瞬って、例えば電車の中とかで高校生とか大学生ぐらいの子が、自分の作った(開発に携わった)ゲームで真剣に遊んでいてくれるのを発見した時なんですよね。とかTwitterやらでその話題が盛り上がっていた時とか。
うおー、遊んでくれてるぜ。って気持ちになる。

マコさんに「衣食住やりたいんだ? ……じゃあ一緒にファッションブランドやるのはどう?」って言われた時は、僕はむしろ「待っていたぜその言葉」って感じで、食い気味に「やる」って返しました。
前々からやりたかったけどやり方がよくわからなくて、お金貯まったら誰か詳しい人捕まえよっとぐらいに考えていたけど、まさかこんな風に巡ってくるなんて!
衣食住は生活必需品だけど、でもただ必要だから使うじゃ面白くはなくて、好きな服を着たいし美味しいものを食べたいし快適なお家に住みたい。ミストサウナ付けたいしルーフバルコニーでBBQしたい。
僕らが作る服もただ着るだけじゃなくて、これを着ると何だか幸せな気持ちになれる、そんな感じにしたいなと思っています。
※アニメやゲームはもちろん今後も続けていきます。好きだし得意なので。

<略>

再生可能なエネルギー。これは人の行動にも言えますね。
何かのアクションを続けたければ、それはすり減るエネルギーではなく再生可能なエネルギーをもって稼働しなければならない。
このmakotatsu projectというのは何かと言うと、ちゃんとお金を生んでちゃんと社会課題を解決していきましょうという志のプロジェクトです。

どういうことなのか。
掘り下げるにはこんな時間に書くにはちょっとしんどい長さになってしまうのでまた今度記しますが、僕らはファッションブランドという事業でお金を稼いで、そのお金で社会貢献をしたいという狙いを明確に持っています。
社会貢献っていうのはもう少し具体的には、世界の貧しい国をどうにかこうにか方面の貢献です。
じゃあボランティア行けよとか募金しまくれよとか思う方もいると思うんで言っておきますが、それって絶対続かないんですよね僕。
何故なら僕は好き勝手に仕事したい。ゲームもしたければアニメも観たいし、土日は買い物行ったりしたいし子供ができたら子供とサッカーしたいし、嫁さんにはいい生活させてあげたい。欲望が完全に一般人なので、世の中のために自分の人生を、時間を捧げ続ける。これは僕には到底無理なんです。もう僕という人間と付き合って30数年経つのでわかるんです。

ただそれでも気持ちはあるので、微力ながら毎月国境なき医師団に募金し続けています。月々に飲み会何回分かの額ずつです。けど所詮そんな程度の規模です。個人の力なのでそんなもんです。
これ以上やると、例えばカンボジアにボランティアに行ったりすると、今度は僕の収入がなくなるので募金できなくなるんですね。子供にミルクもオムツも買えなくなるかもしれません。
見知らぬ異国の子供たちのために頑張る、これはとても素敵だし尊い行為なんですけど、するともしかしたら身近な家族が苦労するハメになるかもしれないワケです。
それは意味なくないですか?と、僕は思っちゃう。

再生可能なエネルギーとはそういうことで、無理は続かないし限界がくるし、つまり最後にはその活動は止まるんです。
もちろん僕が「そういう活動」に全てを捧げられる人間だったら続くんですけど、違うので。
募金も同じで、募金してくださいって駅前で叫んでも、あれ絶対活動時間に見合う金額って集まってないんですよね。
労働力ゼロ円の中高生を使う、あの子たちはきっと生徒会とかの子たちである種の使命感に駆られているのかもしれないけど、永続的にやるわけにはいかない。
儲かっている企業が利益を募金しまくる方がいいんですけど、企業は企業で社員と株主を幸せにしなきゃいけないし、次の事業にどんどん投資しなきゃいけない。企業にとっての社会貢献っていうのは新しいサービスを生み出して社会を豊かにして税金を納める。これなんです。

なので僕らは、僕らにとってのお客さんも幸せにして、彼らの落としたお金で見知らぬどこかの誰かも豊かになって、僕らの活動資金も回り続ける、そんな仕組みをちゃんと作っていきたいのです。
もちろん事業なので利益も出しにいきます。ZOZOぐらいお金持ちになったらどこかの紛争止めるぐらいのことも出来ますしね、多分。

あとは何より、このプロジェクトを僕とマコさんが楽しめるかどうかってことが重要で(じゃないとしんどくて続かんので)だから2人が好きなファッションをテーマにやっていこうとなりました。
厳密には順序は逆なんですが、思いとして。

本プロジェクトについてはちまちまと進捗や起きた出来事を書き連ねていこうと思います。

それでは。

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