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残念ながら、恐怖圧力で人は動く

自分は東京蒲田でトレーディングカード(大人気のポケモンカード)や、ウォーハンマーという海外製プラモデルを扱っているtakchanというお店を10年以上やっております店長です。

専門店ならではのコラムを今後もお届け予定です。よろしければフォローお願いいたします。

以前から、悩まされていたことですが、ホビーショップに限らず、小売事業を拡大することはとても難しいと感じる今日この頃です。

とくに最初にぶつかる壁は健全な労働力の確保。

そして、自分のような個人事業、小さなお店であっても、労働力、人員を狙い通りに動かすことがとても難しいです。
無人レジなどの技術がまだ発展途上の最中、実店舗には人員配置が不可避なんですが、その人員が狙い通りに働かない。

夢や目標のある人間ならば、それを実現すべく動くのですが、そんなまともな人員はウチみたいな小さなお店で働きたいと思わないわけです。

とはいえ、ウチのようなホビーショップの類はエンターテイメント要素があり、自分の好きなことを仕事にしたいという考えの人員を集めやすいです。

楽しく働く!これは理想ではあります。

しかし、自分の経験上、効率良く人を動かすためにかなり有効だと感じたのは、とても残念ながら、恐怖圧力、緊張を与えることです。
適度な恐怖圧力と緊張があってからの、スタッフ同士の人間的、感情面のケアです。
自分の職場がただの仲良し堕落人間施設になってはいけません。

世の中にはびこるパワハラと呼ばれるもののほとんどはパワハラではないかもしれません。

恐怖圧力に耐えられない人はやめてもらって良いんです。その人は確実にこちらの想定以上の働きはしてくれません。


自分自身も行動するキッカケが恐怖になっていることは多々あります。
このままではいけない。これは不安要素である。といったことを見つけては、それを改善すべく動くということをしています。

恐怖や不安から逃れるためのエネルギーはかなり利用価値があります。
実は一番恐怖を感じてるのは、経営者なのかもしれません。

嫌な話になってしまいますが、恐怖や不安によって人が動くということを受け入れ、ほどよい緊張感のあるお店を意識することをオススメします。
 

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