【1980年前後の洋楽】④ 良曲の宝庫 '83〜84年のお勧め曲
1980年前後の洋楽が大好き。
よく聴いてた大好きな曲を、記録を兼ねて、個人的な好みのままに並べています。
よかったら聴いてみてください。
今回は1983〜84年リリースの曲です。
この2年間の洋楽は(個人的にですが)とても充実した濃い年でした。
認知度の高い曲も多く、とにかくポップで心地良い曲が多い。
その中からとくに心掴まれる10曲を。
どの曲も成熟感があって勢いを感じます。
■Genesis(ジェネシス)
「That's All」1983年
低い歌い出しから始まる最初の部分にすごく惹かれる。
穏やかで落ち着いた雰囲気だけど、どことなく翳りや渋みのある感じ。
ピアノの響きが美しい。
最初のフレーズが繰り返されるが、同じメロディが2回目からは1オクターブ上で歌われていたり、メロディも少しずつ変化したりと、曲の造りがすごく巧み。
大きな起伏はなく、小さい振り幅で高まったり戻ったりしながら続いてく曲調。
主人公の気持ちとリンクしてるよう。
すごく味わい深い曲。
■The Police(ポリス)
「Every Breath You Take」1983年
(見つめていたい)
一音一音刻むようなギターのフレーズが特徴的で、全体のリズミカルな曲調を形作っている。
メロディと音が心地良い。
歌詞はラブソングというより、相手への監視、執着というような内容だが、
それを知ったうえで聴くと曲の雰囲気もまた違って聴こえてきたりもする。
■YES(イエス)
「Owner of a Lonely Heart」1983年
(ロンリー・ハート)
再結成後初めてのアルバムに収録。
それまでの曲のイメージとは違った、キャッチーでポップな曲調。
繰り返されるリフが心地良い。
切れの良い音、いろんな楽器の音の重なり、転調の滑らかさなど、演奏や音自体は職人って感じでそれも魅力。
■Journey(ジャーニー)
「Separate Ways (Worlds Apart)」1983年
(セパレイト・ウェイズ)
曲を通してずっとドラマチックで、どのパートもすごく聴き応えのある音。
スティーヴ・ペリーのハスキーで力強く、でも甘い歌声がやはり魅力。
僕たちは別々の道を…でもまだ君を愛してるという歌詞だが、荒々しい気持ちを吐き出すかのような強い曲調。
この曲、爆音で聴くと最高に気持ち良い。
学生時代にバイト先でお客さんいないときに爆音でかけてた思い出。
■Journey(ジャーニー)
「Faithfully」1983年
(時への誓い)
ジャーニーの曲をもう一つ。
美しいバラード。
こちらもスティーヴ・ペリーのハスキーだけど透明感のある歌声がすごく魅力。
PVがとても印象的。
メンバーのツアー移動時の映像とライブ映像が織り交ぜられ、ジャーニーとしての生活の様子が映し出される。
歌詞ともリンクしていて、ちょっと切なくもあり心に残るPV。
■Tears For Fears(ティアーズ・フォー・フィアーズ)
「Shout」1984年
「Shout Shout…」歌い出しから耳に残るフレーズ。
独特の絡みつくようなような湿った声も印象的。
重厚なのに軽やか、
力強さも滑らかさもあり、
いろんな要素が混じった不思議な魅力のクセになる曲。
■Genesis(ジェネシス)
「Home By The Sea」1984年
こちらもアルバム『Genesis』に収録されている曲。
この曲もとにかく心地良い。
いろんな楽器の音色が重なり合い、分厚くて奥行きのある音が体中に響き渡る。
成熟した音、って感じがする。
同アルバムには「Second Home By The Sea」(インストゥルメンタル)も収録されているが、
下の動画はこの2曲が続けて演奏されているもの。
フィル・コリンズのドラムの音、最高☆
■Phil Collins(フィル・コリンズ)
「Against All Odds(Take A Look At Me Now)」1984年
(見つめて欲しい)
この頃のジェネシスの勢いも凄いが、
ソロとしてもヒットを続発。
同じメロディを自由に変化させたりアレンジを加えたりしながら高まっていく感じがやはりすごく巧み。
メロディの美しさ、盛り上がりの力強さ、そして歌声の切なさ…
心に染み渡る曲。
■Daryl Hall & John Oates(ホール・アンド・オーツ)
「Out Of Touch」1984年
ダンサブルでポップ。
イントロでドラム、ベース、シンセと音が順に重なっていく感じがすごく好き。
好きな曲はやっぱりイントロから掴まれる。
このPVは「Out Of Touch」収録のアルバム『BIG BAM BOOM』1曲目の「Dance On Your Knees」も含んだもの。
一部アレンジが加えられ、PVの内容もすごく楽しい。
■Van Halen(ヴァン・ヘイレン)
「Panama」1984年
ハードでポップ。すごく心地良い。
勢いを感じる曲。
「Panama!」のとこのギターリフ最高☆
イントロから開放感たっぷり。
ギターの音がとにかく良い。
「Jump」も好きだがよりインパクトがあるのと個人的な好みでこちらを。
最後まで見ていただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?