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運動学習について最低限知っておきたいこと

こんにちは!ぱらゴリです!


今回から見ていただく方もいらっしゃると思いますので簡単に自己紹介をさせていただきます。
・脳卒中認定理学療法士
・自費リハビリ施設勤務
はじまりのまちの運営

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こちらのマガジンの執筆者のキンタローくんと一緒に神経系がで悩む方を一人でも減らしていく!そんなコミュニティとなっております!
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ではでは今回は、“運動学習”という言葉を使う際に最低限知っておかなければならない知識をみなさんと共有していきたいと思います!

運動学習とはなんなのか?

運動学習とは、

①➀熟練した行動能力を獲得する過程である
➁経験や練習の効果である➂直接的に測定できないが、その代わりに行動に基づいて推量される④行動において比較的永続した変化を生み出すすなわち短期間の変化は学習であるとは考えられない。

Schmidt & Lee,2005

と定義されています。

健常者が新しいスキルを獲得、修正することに対する用語としてでなく、神経学的なあるいはその他の障害を持っている状況においても、学習が機能回復と新しいスキルの発達を引き起こすことは明らかである(Posner,1967)とされています。


別件ですが、最近ではPilatesが日本でも第三次ブーム?が来ているようですが、創設者のJoseph H .Pilates氏は

まずは意識的に自身の身体を完全にコントロールすることを覚え、エクササイズを適切に反復することで、意識下での自然なリズムと協調性を徐々に着時に獲得する

Return to Life.1945

と表現しています。1945年なんて私たちは生まれてもいませんが、この時から運動が何らかの形で学習されていくことが考えられていたわけです。

これは、運動学習における1960年代に出てきた3段階モデルと一致するのではないか、と近年ではピラティス(エクササイズ)を通したMotor controlやMotor learningの効果が取り上げられることが多くなってきた印象です。


なぜ運動学習の理解が重要なのか?

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