おたる

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おたる

NAGOYA / AQUARING inc. / 情報設計, コミュニケーションデザイン, 編集・ライティング / 歌唱とドライブ

マガジン

  • AQ CASE&KNOWLEDGE

    • 29本

    アクアリングの事例やナレッジを紹介するマガジンです。 実際のプロジェクトで、アクアリングが強みとする「UI/UX」「共創的課題解決」がどのように発揮されているのか、PJメンバーからお届けします。

  • 好き徒然

    今までサボってきた、自分の「好き」と向き合う雑記。

  • あのひと

    気になる「あのひと」を観察するエッセイ。

最近の記事

個人の中の多様さのはなし

星野源と若林正恭の「LIGHT HOUSE」が面白い。 共感と発見が入り混じる、答えのない思考に想いを馳せる、昏く心地よい時間。 「個人の中の多様さ」に関する話がいくつかあって、なるほどなぁ、と思うと同時に、自分の中の価値観と照らし合わせるために、このnoteを書いている。 レッテルやイメージが人を動きづらくし、自己開示や変化を阻む。こんな話があった。 まず思ったのは、自分がレッテルを貼る側になっていないか、だった。あの人ってこういう人だよねーとか、流行りのMBTIであ

    • ワークショップで人を巻き込むポイントとは?「DENSO Stories」を例に、プロセスをご紹介します。

      こんにちは、アクアリング樽見です。 今回は、DENSO様の新たなオウンドメディア立ち上げに向けて、広報部の皆様とともに実施した「新しい情報発信の可能性を探索するワークショップ」についてご紹介します。 新オウンドメディア「Stories」は、新たなビジョンを掲げたDENSOがどのように社会を見つめているか、どんな想いでどんな取り組みを行なっているか、共感を得たいパートナー・ステークホルダーをターゲットに絞り込んでストーリー仕立てで発信していくコンテンツです。 DENSO

      • ドラマ「MIU404」が緻密に浮き上がらせた、生きるという選択。

        金曜22時。リズミカルなイントロと共に、「MIU404」の文字が画面で跳ねる。最終回が楽しみで仕方なく、10分も早くテレビ前で待機したのはいつぶりだろう。 機動捜査隊、通称”機捜”の隊員たちが事件を追い、繰り広げられていく物語。よくある警察モノを、星野源と綾野剛パワーがどれくらい昇華できるんでしょうね〜と、始まる前はいささか失礼なことを考えていた。 でも、最終回を見終えた今思う。この”機捜”という設定は、あくまで全11話で紡がれたメッセージのきっかけにしか過ぎなかったと。

        • 私たちはもう「知っている」。 だから、準備をはじめよう。

          「実家の喫茶店が、店じまいすることになった。」 お世話になっている知り合いの方の、Facebook投稿。重たい違和感が腹の底からせり上がってきて、心臓が圧迫された。コロナは人の命だけでなく、希望まで奪ってしまう。 喫茶店を切り盛りしていたお母様への想い。いつもの味を惜しむ声や、懐かしい記憶がたくさん綴られたコメント欄。 投稿をひと通り読んでから、「悲しいね」というリアクションボタンをそっと押すことしかできなくて、腹に抱いた違和感とそのリアクションの言葉があまりにも乖離し

        個人の中の多様さのはなし

        • ワークショップで人を巻き込むポイントとは?「DENSO Stories」を例に、プロセスをご紹介します。

        • ドラマ「MIU404」が緻密に浮き上がらせた、生きるという選択。

        • 私たちはもう「知っている」。 だから、準備をはじめよう。

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        記事

          「書きたい」と思うことが、自分にしか書けないことのサイン 【sentence 読書会#1】

          私がお世話になっている書く人のためのコミュニティ「sentence」で、初のオンライン読書会が開催された。 運営の西山さんが紹介してくれた『高校生のための文章読本』から、ひとつの章をメンバー全員で音読したあと、意見交換をするというプログラム。音読が文章への没入感を深めるという新たな発見もあって、とにかく楽しくて尊いひとときだった。 「書きたい」と思うことが、自分にしか書けないことのサイン 今回お題となった章『表現への扉をひらく』では、筆者によって文章を書く上で大切なことが

          「書きたい」と思うことが、自分にしか書けないことのサイン 【sentence 読書会#1】

          少女は鼻の穴を膨らませる

          私の母は、身長が170cmある。子供の頃から背が高かったらしく、足もそれなりに長い。そして欧米系のぱっちり二重だ。 なかなかエキゾチックな雰囲気を持っている彼女だが、残念ながらスラっとしているわけではない。なんというか、でかくてどっしりしている。洒落者の彼女がビッグシルエットの黒いコートなんか着た日には、とにかくでかい。 友人がうちの母を「ジュエリーデザイナーっぽい」と形容した時は感心した。本当に”っぽい”。言い得て妙である。母は、ジュエリーデザイナーっぽいただの主婦だ。

          少女は鼻の穴を膨らませる

          「柿の種」が好き

          「柿の種」。私にとって強烈な中毒性を持つワード。聞けばひとたび、こがね色に艶めく小さな三日月形のそれが脳内にフワリと浮かぶ。あの香ばしい醤油ダレの味が一度からだに染みついたら、もう知らなかったあの頃には戻れない。 私はかれこれ20年来の「柿の種」好きだけれど、正直なところ、出会いの瞬間はまったく覚えていない。ただ、気づいたときにはもう「柿の種」はごく当たり前にそばにいて、典型的な寝スタイルドラマウォッチャーである私の人生を彩っていた。 オススメの食べ方 私史上、もっとも理

          「柿の種」が好き