夢の扉
はじめまして。Tartetatinです。
かれこれ27年前、大学で第二外国語にフランス語をとってから、理由もなくフランスに惹かれ、幾度となく旅をしました。結婚式は私のたっての希望で南仏はニースの小さな礼拝堂でとり行いました。ジャン・コクトーの壁画が神秘的な、厳かな礼拝堂でした。
二人の子育てと仕事。保育園と会社の往復を12年間、フランスどころではなくなっていきましたが、やはりその想いは途絶えることはなかったように思います。
そんな中、外国に希望を膨らませ、いつの会話にも世界は広い!日本の常識は世界の常識じゃあないんだよ!と毎日のように私から聞かされていた長女が、この度イギリスに留学することになったのです。
場所はちょっとずれちゃいましたが、娘がイギリスにいることで、
少しでも夢に近付いていける気がして!
娘の留学の準備のために9月の終わりから、
イギリスに同行しました。その足で初めての、
パリひとり旅をしてきました。
次女を残しての旅だったし、何度も行っているパリでも一人は正直不安でしたが、
娘が「ママはパリにいくべきだよ!」と背中を押してくれて。
この旅が色々な意味で私の転機になっていくといいなと思い、noteを始めることにしました。
ニックネームのTartetatinはフランスのリンゴのお菓子の名前。
まだ二十代のころ、パリを旅したときとあるカフェでTartetatinを注文したとき、
ムッシューが厨房に大きな声で「Tarte tarin s’il vous plaît !!!」
と言っていたその発音と響きがとてもとてもパリらしく、心に残っています。そのときから、
ニックネームはずっとTarte tatinなのです。
私もいつかあんなかっこよく、Tarte tatinを注文してみたい。
パリを歩くと、物語のような瞬間にたびたび出会います。本当は日本での日常の中にも、心にスナップショットのように残したい一瞬に出会っているのかもしれないけれど、パリにくると、心が研ぎ澄まされるからなのか?そこに芸術家や哲学者の魂が住みついているからなのか?自分のしっている感性よりもうんと優秀な感性が湧き起こってくるのです。そんなパリへの想い、そして娘の留学、これまでのパリの旅、様々にシンクロさせてゆきます。
『好き』を仕事にするために、始動し始めました。まだまだ卵にもなりかけてない構想ですが、徐々にnoteでも公開して行きます!