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体がLo-Fiを求めている

Lo-Fiな音楽が身にしみる今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか。

世間はこんな状況だけど、僕は変わらず会社に行きます。リモートも可能なんですがそうすると業務上すこしややこしいことになるのでできません。
今までと変わったことは野菜の価格が約2倍になったくらいです。食費が嵩んで仕方ないですがしょうがない
皆も強かに生きていきましょうね。

さて、僕は至って元気です。そして音楽を聴いています。

なんだか最近はそういう気分に変わってきているのか、Lo-Fiな音楽を好き好んで聴いています。
とはいっても色々と漁っているのではなく、手持ちの音楽の中からLo-Fiな音楽を引っ張り出しているような状況です。

まずLo-Fiな音楽ってどういう定義なんだろう
って話なんですが
ザックリ調べたら「高音質でないもの」といったニュアンスのものばかりだったので
つまりそういうものなんだと思います。


具体的になにを聴いているのかというと、Lo-Fiおばあちゃんとあだ名がつく「Sigríður Níelsdóttir」シグリズル・ニールスドッティルとかそんな風に読むみたい。
雰囲気は下記動画参照

もう亡くなってしまったのだけど、彼女は約10年間で600曲以上の作曲をしています。
国内流通はアルバム2枚だけで、その2枚の感想しかないですが
どうしようもなくほっこりとした気分になれるのでおすすめです。

フィールドレコーディングや話し声、スプーンでコップをたたくような音まで全部音楽として落とし込んで楽曲を制作しています。
その録音品質はお世辞にも高いとは言えないし、ホワイトノイズが乗っていたり音が割れていたりします。

だがそこがいい
パリパリとひび割れた音、サーと流れるノイズ、もこもこと輪郭の曖昧な音の隙間から優しさがあふれてくる。

とてもいい。
おすすめです。


あと、日本国内の話なんですが
「倉橋ヨエコ」も一部とてもLo-Fiですばらしいんですよ。

ヨエコさんは言わずと知れたメンヘラホイホイなアーティストさんですが
その楽曲はほとんどちゃんとレコーディングされています。
二択でいうならHi-Fiな方になると思います。

ただその楽曲の中でもインストアライブで配布されたり特典として配布されるような物の中にはいい感じにLo-Fiな音楽があるんですよ。
特に福袋に封入されていた特典CD-R「おかえりなさい」収録の「自転車」と「レモンケーキ」は僕の人生の中でもトップクラスにエモい楽曲です。

YouTubeで検索すると謎の映像とともに音源をアップされている方がいらっしゃいますが
まぁ聴いてみたい方はそれを参照してもらうとして

この「それなりのマイク1本でピアノの弾き語りを録音しました」といった空気感がとてもいい。
素朴で優しいんですよね。

特に自転車のサビの部分「答えは今でも分からないけど自転車に乗る」の部分のコーラスワークが大好きなんですよ。
この「Lo-Fi+コーラス」のぬくもりは尋常じゃないですよ。


個人的によく「いい匂いのする楽曲」と例えることがあるんですけど、先述のLo-Fiおばあちゃんもヨエコさんも「いい匂い」がしてきそうです。


話せば長くなるのでそろそろ終えたいと思いますがその前に

ちょっとLo-Fiとは違うのですが「懐かしい」音楽としてノルウェーのピアニストである「Helge Lien」を紹介して終えたいと思います。

楽曲のタイトルはそのまま「Natsukashii」
日本が好きらしいですよ。


ピアノが優しくソロで30秒ほど弾いた後にベースとドラムがふわぁっと入ってくるのですが
1曲を聴き終わった時の満足感が心地いいですよ。
おすすめです。

親元離れている人はもれなくホームシックになるんじゃないかな…?


それではまた何か気が向いたら書きます。

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