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独身中年男性が地方移住を始める話

仙台は
でっかいど〜
なんにも韻は
踏んでませ〜ん〜


東京での25年間の生活の次は、東北の宮城県は仙台で暮らしてみることにしました。

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勤めていたグラフィックデザイン会社から「自分の絵でやっていきたい」と言って独立してから想像していた将来の理想の自分の姿。裏原宿あたりに住んで、スタッフも雇わず結婚もせず、自由気ままにでもなんか仕事してるっぽいという姿。世の中の社会人にぶっ飛ばされそうなふざけた姿ですが笑、独立後すぐにその映像をくっきりと見ていました。とはいえそのことはすっかり忘れ笑、日々を暮らし少しずつ整え、先月まで暮らしていた原宿の部屋に別の思いで引っ越しました。しかし最後に買い足した仕事用のデスクが届いて業者さんに置いてもらった時、「あ、なんか想像していた風景だ」とストンと、なんだか双六で上がってしまったような感覚を覚えたのです。

それ以来、次の理想の自分の姿を想像していました。否、既にありました。ミッフィーの作家ディックブルーナさんスヌーピーの作家シュルツさん、日本人でいったら大好きな原田治さんやなせたかしさんでしょうか。多くの人に愛されるキャラクターやイラストレーションや物語を、(たぶん)都会の喧騒から離れた場所で穏やかな日々の中、カラフルなアトリエで楽しく作品を描き続けるハイカラなおじさん。そんな風に自分もなりたいと、そういえば原宿に住みたいと思う前に思っていたのでした。

その次の理想の自分の姿に向けての第一歩。車はもちろん運転免許もなく、都会暮らししか経験していない独身中年男性がいきなり山奥にぽつんと建ったトンガリ屋根の小屋に暮らせるわけもなく、その第一歩として、杜の都と言われる自然と都市が共存する仙台という街が最適だと強く感じ、仙台へ移り住むことを決めました。

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お陰様で本当にただただラッキーとしか言えないのですが、そんな今の自分にとって最高にぴったりのお部屋が見つかりました。車がなくても生活できる郊外の駅近く、でも窓からの景色は空が高く元気な緑に溢れている。毎日朝起きるのが楽しみで、自分でも気味が悪いくらい笑、日々幸福感を感じています。

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東京の原宿から見てみたら、なんにもない。けれども大体あるし、なんだか平和な風が吹いています。(そもそも便利が最優先だったら原宿から引っ越さないしね)

東京の部屋でみんなに使ってもらった椅子は脇に積み重ね、ふだんは一脚だけでちょうどいい感じ。またいつか、お友だちがやってきた時に使う日も楽しみにしています。ぜひ遊びに来てね!

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なんの縁もゆかりも無い土地ですが唯一のきっかけの話はまた別の機会に。さてこれからどうなるのか!?乞うご期待です!


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