北欧ゆるゆるひとり旅①【Finnairで出発〜ヘルシンキをぶらり】

たろう

2024年8月4日 21:28

年明けからずっと準備してきた北欧旅。6月半ばから7月頭にかけて旅してきました。スウェーデンとフィンランド旅の備忘録になります。

フィンエアー初体験

羽田空港からFinnairに乗り込みます。預け入れ荷物につけるネームタグがムーミン柄ですでにちょっとウキウキ。

行きは12時間50分のフライト。
機内食もおいしくて、なによりブルーベリージュースが美味しい。夕食時と朝食時、2回ともブルーベリージュースにしちゃいました。

今回は北極圏を通るルートだったので、念願の【北極通過証明書】もゲット。いつくれるのかな〜とそわそわしていたのですが、2回目の食事が出されて落ち着いた後に配ってくれました。

フィンランド到着🇫🇮

4:45、無事フィンランドに到着。
まずは空港トイレチェック。

おぉ、ものすごくシンプル。清潔感もあり良い感じ。中の作りもとにかくシンプルでした。

さて、ヘルシンキ市内に行く前にちょっとカフェに行きます。なんたってまだ朝の5時前。
空港ならカフェもオープンしてるので安心です。
よくある有名コーヒーチェーン店らしい、『Espresso House』に入りました。

ここでひと休み。今日と明日ヘルシンキを回る予定なので、どこに行こうかプランを練ります。

休憩後、早速ヘルシンキ中央駅へ向けて出発！
空港からヘルシンキ中央駅まではABCゾーンの切符を買う必要があります。今日は一日中観光する予定なので、私は1day ticketを購入。ゾーンによって価格も変わります。公共交通機関のチケットはアプリでも購入可能ですが、チケットもお土産にする派の私は現物購入。

空港からは電車で向かいます。I線P線とありましたが、どちらに乗っても良さそう。

乗り込んで座席に乗り込もうとするとピーピーッ！とアラーム音。「なに？！」とびっくりして見渡すと、どうやらカードタップの機械が鳴ってるっぽい？？
ヘルシンキではチケットを見せたりタップしなくても良いって聞いてたんだけどなぁ、と思いつつ、先ほど券売機で買ったカードをかざすとスンッと大人しくなりました。
ゆったりした座席に座り、外の景色を眺めていると、また「ピーピーッ！」の音が。あ、誰か引っかかってる...と思って見てみると、恐らく現地の人がアラーム音も気にせずふら〜っと入って座っていました。
気にしなくて良かったんかーい。

後に調べて分かったことですが、1dayチケットは乗り込んだ時にアクティベートする必要があるそう。つまり機械にタッチすることで、そこから24時間乗り放題になるということ。タッチしておいて良かった〜...！と胸を撫で下ろしました。全部なんとなくで旅行してるのがバレてしまいます。

ヘルシンキ中央駅到着

ヘルシンキ中央駅だー！

大荷物を抱えているので、とりあえず今日宿泊予定のホステルに向かい、荷物を預けます。

さて、身軽になったので市内観光開始！
中央駅に方に向かってぶらぶら歩いていると、『K-Market』発見。海外のスーパー大好き人間、目に入ったスーパーにとりあえず入ります。

ふんふん、フルーツと野菜は自分で重さを測ってバーコードシールを貼ってからレジに行くのね。値札に【1kg当たりいくら】と表記されてるものと、【kpl】と表記されてるものがある。調べてみると、【kpl】は【１個当たり】という意味らしい。こっちの方がわかりやすいなぁ。

とりあえずりんご１つと自分で入れるタイプのコーヒーを買って出ました。

可もなく不可もなく、なコーヒーを啜って目の前の公園でぼーっとします。今日一日は、ヘルシンキ中心部の主要観光地を巡っていく予定。歩いても回れるほどコンパクトな街ですが、せっかく1dayチケットを持ってるので、ヘルシンキのかわいいトラムを活用して効率よく回っていこうと思います。

ヘルシンキ観光スタート！

・ヘルシンキ大聖堂

まずはヘルシンキのシンボルと言える、ヘルシンキ大聖堂から。ユーロホステルから4番トラムに乗って向かいます。

上の部分は補修工事中（？）で覆われてました。旅行に行くとなぜか主要観光地の補修工事に当たる率が高い気がします。本来の姿もいつか見たい。
大聖堂を見ると、「ほんとにフィンランド来たんだなぁ」と実感が少し湧いてきました。

そこから少し、徒歩でヘルシンキの街をぶらぶら

中心部は石畳が多くて趣がある反面、結構歩きづらい。トラムのレールがあちらこちらにあるので、足を取られないよう歩きます。履き慣れてるスニーカーで来てよかった。

・ヘルシンキ中央図書館 Oodi

ぶらぶらしてたら駅まで戻ってきたので、せっかくだから図書館まで足を伸ばします。
ヘルシンキの図書館はとにかくユニークな建築が多く、目を引きます。外見だけでなく、中で受けられるサービスもユニークで、ゲーム機や3Dプリンターの貸し出し、男女別に分かれてないトイレ、撮影スタジオやキッチンスタジオまであるらしい。

街の人に愛されているなぁ、というのが伝わってくるほど、利用者みんながリラックスして自分の時間を過ごしているのが印象的でした。私も窓際の席に座り、ちょっと読書。日本から本を持ってきてよかったです。椅子の座り心地もいいし、Wi-Fiもあるし、トイレも無料だし、カフェもあるし...。いつまでも居座れそうな図書館でした。

・テンペリアウキオ教会

1発じゃ読めないような複雑な名前の教会。岩に埋め込むような構造になっていてとてもユニーク。

自然の岩壁もすごいですが、私が何より感動したのは天井。

...でっか

スタッフの方に聞いたら、銅で出来ているそう。
上だけ見てると押しつぶされそうな感覚になる程圧巻でした。

・Café Succès

ここはとにかくでかいシナモンロールと、とにかく美味いサーモンスープが食べられるカフェ。旅を通して、いちばんのお気に入りになったカフェでした。

写真ではサイズ感伝わりづらいですが、とにかくでかい。人の顔サイズくらいある。私は二日間かけて食べ切りました。でも味は本当に美味しかった！スーパーで買うシナモンロールよりパサつかずにしっとりしていて美味しい。味も多分違う（気がする）。

こちらは激うまサーモンスープ↓

この日が肌寒かったこともあり、この温かくて優しい味のスープが体に染みて、本っ当に美味しかった。「今後、フィンランドといえばこの味を思い出すんだろうな」と思うほど、印象的な美味しさとの出会いでした。
円安と物価高で「スープなのにこの値段...？」と思うと泣けてくるので、値段のことは考えないように頑張りました。