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TAROTつれづれ

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タロットに関連したエッセイをまとめました。
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自分のしたいことが、わからない時

わたしたちが 「自分がどうしたいのかわからない」 というとき、 わたしたちは生命のエネルギーを 受け取っていない。 満たしたい、という性質を持つ欲望は 人を動かす大きな力、生命と切り離せない。 それは与えられているもの。 人は生命を無から作れない。 石ころひとつ、雑草だって ゼロから作り出すことはできない。 だから私たちも 「したいこと」を無から 作り出すことはできない。 それはすでにあるものだ。 いのちとの交流を活性化すること。 まずはそれをやってみるといいよ

ふくらはぎの涙

足ツボやリフレクソロジーが好きで、わりと通う。中国式、台湾式、イギリス式と作法があるようで、わたしは痛み=効いてるという刷り込みがあるので、ただ撫でられているようなリフレはいらぬ。台湾式が好きだ。 先日久しぶりに行き、ふくらはぎまでを含めたコースを試してみた。ふくらはぎが最高に気持ちいいというお客さまの声を読んだからだ。痩せていた古の頃からわたしの足は太かった。 初めてのふくらはぎはさぞや気持ちよかろうと大いに期待してベッドに横たわったが、その後は痛みにふるえた。リンパを

スピに信仰心は必要か

見えない世界に足を踏み入れその世界から恩恵を受けとろうとするなら信仰心が必要だ、とわたしはおもう。 けれど信仰とか信者といった言葉はいまでは揶揄される時に使われることが多い。その理由もわかる。信仰心をエゴは利用するからだ。信じる心を利用し、利己的な欲望を満たそうとする。相手から搾り取る詐欺師もいる。集団化すると、初めは真摯だったものでさえ次第に毒されてゆく。 でも被害に遭う人がいるからといって、信仰する気持ちをすべて否定したり、封印してしまうことはよろしくない。それでは天

◇ タロットの図像は“ほんやくこんにゃく“

午前中はマルセイユタロット講座をしていることが多く、終わったら何食べようかな〜とふと考えてしまう瞬間がある。集中できてなくてすまない。 先日、レッスンの実践練習2枚引きで、特に質問が思い浮かばなかった生徒の方が、”今日のお昼ごはんを何にするか?”で2枚引きを行いました。 出たのはこの2枚↓ 2枚を掛け合わせます。 教皇からはベーシックなものというのが出てきました。恋人のカードからはパスタ。 なぜパスタか? 恋人の男性の足元にある黄色に重なった層がパスタに見えたそう