第22章 再びふくろう便 3
ファッジ、スネイプ、ダンブルドアがつかつかと中に入ってきた。
ダンブルドアだけが涼しい顔だ。むしろかなりたのしんでいるようにさえ見えた。
ファッジは怒っているようだった。スネイプの方は逆上していた。
「白状しろ、ポッター!」スネイプが吼えた。「いったい何をした?」
「スネイプ先生!」マダム・ポンフリーが金切り声を上げた。「場所をわきまえていただかないと!」
「スネイプ、まあ、無茶を言うな」ファッジだ。「ドアには鍵がかかっていた。いま見た通り__」
「こいつがヤツの逃亡に手を