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今だからこそ読みたい連載中のサッカー漫画4選+1

日本代表が2大会ぶりに決勝トーナメントに進出することが決まり、改めて盛り上がりを見せているサッカーW杯。

4年に一度の大会ということで、どの試合も面白いですね。日本の予選リーグ第三戦目(vsポーランド)の試合後半残り数十分の戦い方については賛否両論出てますが、僕は大大大賛成派です。

いくつか理由があるのと反対派の人の意見は基本的に感情論なので、まあ、話が噛み合わないなと思ってます。まあ、賛否両論分かれるのも仕方ないことだとも思ってはいますが。

とまあ、現実のサッカーの面白さとは別で、現在、連載されているサッカー漫画も色々な切り口のものがあり、且つどの作品も作画、ストーリー、サッカーの描写ともにレベルが高いのでその中からおすすめのものを挙げてみたいと思います。

今日挙げる漫画は全て、現在連載中の作品なので、興味がある方はまず1巻から読んでみてください。

1. フットボールネーション

掲載誌:ビックコミックスペリオール
巻数:既刊12巻
概要:本気で天皇杯を取りに行こうとする監督とその元に集まった「脚のきれいな選手」たちが所属する東京都のアマチュアチーム東京クルセイドが天皇杯本選を進んでいく物語。
漫画のポイント:スポーツ科学的なアプローチで描かれるサッカー漫画。

「脚のきれいな選手」は?何それ?何のフェチ?って感じかと思いますが、もう少し感覚的に表現すると「フォトジェニックな選手」 のことです。

W杯見てて感じる人もいるかと思いますが、クリスチャーノ・ロナウドとかメッシとかって走ってる姿とかドリブルしてる姿がかっこよくないですか?

この漫画によるとその差は、ももの表の筋肉を使って走っているから、ももの裏の筋肉を使っているかで変わってくるそうです。
世界の一流の選手は皆、ももの裏の筋肉を使っているので、走るフォームも安定し、フォトジェニックで、ミドルシュートも抑えて打てるとのこと。

こんな感じで物語の中で現代サッカーにおける身体の使い方などを科学的に解説してくれているので、サッカーの見方や身体の使い方に関して新しい視点を与えてくれる漫画です。

2. BE BLUES!〜青になれ〜

掲載誌:週刊少年サンデー
巻数:既刊31巻
概要:将来のサッカー日本代表入りを夢見る一条龍の成長の物語。
漫画のポイント:the 王道の少年漫画。「友情、努力、勝利」(ジャンプではないけど。)

この漫画はthe 王道の少年サッカー漫画という感じです。小学生編から始まり、現在高校生編ですが、これまでに読んでいて何回泣かされたことか。

作者は、『リベロ革命!!』(バレー漫画)、『最強!都立あおい坂高校野球部』(野球漫画)を書いてきた田中モトユキ先生なのですが、スポーツのジャンルが変わってもこの人の書く主人子はみんな、純粋でまっすぐで勇気をもらえますね。

脇役もみんな個性豊かであーこういう奴いるわ!!ってのもまた物語に対する共感度を高めている一因かと。

3. GIANT KILLING

掲載誌:モーニング
巻数:既刊47巻
概要:毎年残留争いを繰り広げる弱小プロサッカーチーム・ETUの監督として就任した達海 猛が様々な困難を乗り越えながら選手、サポーター、フロントとともにETUを変えていく物語。
漫画のポイント:監督目線で描かれるサッカー漫画。

多分、今日挙げる漫画の中でサッカー好きなら読んだことはなくてもそのタイトルから知らない人はいないのではないかと思える漫画。

漫画のタイトルであるGIANT KILLING(ジャイアント キリング)とは日本語に訳すと「番狂わせ」の意味で、格下のチームが格上のチームを倒すことです。

でも、番狂わせってそんな簡単に起こらないんですよね。偶然では。
起こるとしたら、弱者は弱者として取るべき戦略があり、それを遂行するには

・高い目的意識
・チーム一体となった行動力
・自分と相手についてよく調べた上で生み出された戦術

が必要なんだ!ということをこの漫画からは学ばされます。

あとカリスマ性はあるものの、どこか憎めない感じの主人公の達海のキャラクターは人の上に立つ人間が部下とどう関係を築くべきなのかの一つのお手本だなと思って、僕は読んでたりします。

4.アオアシ

掲載誌:ビッグスピリッツコミックス
巻数:既刊13巻
概要:愛媛県の公立中学の弱小サッカー部に所属している青井葦人が東京のユースチームのセレクションを受けに行くことになり、入団セレクションからその後の成長を描いた物語。
漫画のポイント:少年サッカー漫画と言えば、中学・高校が当たり前だった中でJリーグのユースチームをテーマにしたサッカー漫画。

この漫画自体は、Jリーグのユースチームを舞台にしており、その環境がどういったものかということから学ぶことのできますが、それだけでなく、かなり現代サッカーの戦術や育成に関する話が盛り込まれていて、非常にサッカーの勉強になります。

僕は個人的には主人公の葦人は馬鹿すぎて嫌いなタイプのキャラなんですが、ストーリーが本当に重厚で、葦人が直面する課題とそれをどうクリアしていくのかという部分に毎回唸らせられています。

あと読んでもらうとわかるんですが、サッカーって自由ではあるんですが、瞬間瞬間で考えて、最善を選択しないといけなくて、その最善が何かを判断するためにチーム戦術があり、それを試合でちゃんと遂行するために練習があるということもよくわかります。

以上です。他にも現在、連載中のサッカー漫画自体はいくつかありますし、完結した漫画の中にも名作は多いのですが、現代サッカーを知るという意味では、現在連載中の漫画の中で、時代に即したものを読むのが一番勉強になると感じてます。

おまけのプラス1

世界のスタープレイヤーも愛読書に挙げることしばしば、世界で一番有名なサッカープレイヤーが描かれた漫画と言えば?

そうキャプテン翼ですね。

実は、キャプテン翼も現在、連載中です。

南葛小学校に転校してきた翼君も中学を卒業し、高校にはいかずブラジルに留学し、その後、スペインのバルセロナに入団し、現在はオリンピックで金メダルを目指して戦っています。

最近は翼くんの同期の日本代表のキャラクターも増えてきていて、知らない人はマジで知らないキャラがきっと何人かいるかと思います。(曽我とか井川とか、あと若島津くんがFWやってたりもしるし。)

あとセグウェイドリブルという名のボールの上に乗った状態でドリブルするライバルキャラとか出てきたりして、これに関しては想像通り、twitterでも凄いツッコミ旋風がありましたね。

まだオリンピックメダルの行方は決まってないので、久しぶりに翼くんを応援したいなという方はこちらも是非!グランドジャンプで連載中です。


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