健康に関する占いはしないけど、伝える時もあると言うお話

占いの相談で、
「健康に関わることについて相談が出来ますか？」と聞かれる事がある。
私の占いでは、健康について占いをする事はない。
きっと他の占い師さんもそうだと思うが。

もちろん、占いのカードの中にも健康に関する意味を持つカードはあるので、それを伝えるのも一つである。
でも私はそれをあまりしない。

なぜなら、私がお医者さんではないからだ。

但し、伝える時もある。
これは占いではなく、スピリチュアルなメッセージとしてである。
上の人が「この人に伝えてくれ」と言って来た内容の中に、健康に関する事があれば伝える事はある。

具体的には「医者に行け」や「親を通院されろ」みたいな話である。

なので、タロット占いではなく、上の人との会話から導いていると言うのが正しい。

ちなみに私の話をすると、私は占いの時に人の生死が見える事がある。ただの占い師さんなのに。

これは最近、占いではなく私のスピリチュアルな能力によるものではないかと考え始めたが、この話はこちらを読んで下さればと思う。

かなり昔に書いた内容だが、今読み返しても考え方は変わっていない。

話を健康に関する占いの話に戻そう。
占いやヒーリングで、身体の不調を治すことは出来ない。
もちろん、気持ちが落ち着いたり心が整ったりの効果はあるのでそこは私も否定しない。

けれども、根本の不調は取れていない事が殆どである。占い師さんは医者ではないのだから、根本が治ることなんてあり得ない。

心は平穏になるかも知れないが、それだけである。

私からすると不調なら素直に「お医者さんに行け」である。

占いって、現実的な形で人の心を持ち上げたり、非現実的な空想の世界から現実的に導いたりと、人をサポートする形になるもの。

なので、サポートにならなければ占いにはならないのだ。

あとこれは自分の考えだが、健康に関する占いは基本、しない方が良い。
元来、マイナス思考になる方であれば尚更である。
もし万が一、健康に関する占いをしたとしよう。悪い事が出たらどうなるか？

きっと、その事伝えると相談者さんはその事に向かい合いながら心を葛藤させるのだと推察できる。
メンタルが元来マイナス思考であれば、不安との戦いが増えるのだ。

言葉は人によって受け取り方が違う。
「闘うぞ」と言う姿勢になる方も居れば「受け容れよう」の方も居るし、その言葉で悲観する方も居る。

姿勢は人それぞれなのだが、その時その人の心の持ち方によって受け取り方が大きく変わってしまう。

そう考えると、健康に関する占いと言うのは、不安を作ることにしかならないと私は考えるので、オススメしないと言う結論が導かれる。

「なぜ健康に関する占いはしない方が良いのか？」
占い師さんは学びから先ずこの事実を知っているが、理由をきちんと説明できる人にならなければいけない。これが私の考えだ。

占い師さんとして、お作法やルールはわかっていても、具体的になぜ？と言う部分に向かい合ってない方も多い。
「なぜ？」の部分に意識を傾ける事が、占い師さんの姿勢としては正しい、成長に繋がる。

健康に関する占いは、するべきではない。
これは最もな話であるが、自分の学びと、お客様への説明のために正しい理解を深めて欲しいと願う私である。

来週後半はは東京に入ります。
まだ占いの枠は空いてますので、よろしければ遊びに来て下さいね。