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名誉ある撤退

撤退とは、軍隊などが陣地や拠点を引き払って退くことを言います。

「名誉ある撤退」と言う言葉があります。

アメリカのリチャード・ニクソン大統領が、ベトナム戦争の撤退を掲げて当選したフレーズです。

実際に和平交渉をしながら、攻撃することを続け、最終的には戦線から撤退することになったのです。

そんな名誉ある撤退を行ったニクソン大統領ですが、ウォーターゲート事件と言う政治スキャンダルで辞任することになり、名誉ある撤退といかなかったのは、皮肉な話です。

それはさておき、何事も前進、前進で進めるのは素晴らしい事なのですが、
時には撤退する方が良いと言う判断をする場合もあります。

私は今日、仕事の中で「撤退する」と言う選択をしました。

自分の割に合わないことは、やらない。
みんなのためにならないことであれば、やめると言う選択肢も大切。
そう考えたのです。

自分を犠牲にしなくても良いのです。
「これは無理」と思えば、素直に退いたら良いのです。

人の目が気になるかも知れません。
格好良くないかも知れません。

でも、そのような考えが浮かんだとしても、周りや雰囲気に惑わされてはいけません。
だって無理をすると、今後の自分に掛かってくるのですから。

無理をしない事だって、立派な戦術の一つです。

毎回毎回逃げると逃げ癖が付いて、それはそれで強くなれないのですが、
きちんと逃げる選択肢は頭に入れる事を忘れずに過ごしましょう。

撤退して、被害を最小限に済ませるのも立派な戦略の一つなのです。

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