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人のせいにする前に、事実を認めよう

人のせいにする人って、世の中にたくさんいらっしゃると思います。

人のせいにする人の考え方でよくあるのが、怒られたくない、自分を正当化したいという気持ち。
その気持ちが人に責任転嫁して、自分は怒られないように、責任を取らないようにしようと行動させるのです。

今の日本社会って誰も責任を取りたくないから、それなりの落とし所を見つけた上で、話を進めるのはご存知の通りです。

一番わかりやすいのが、日本でのコロナウイルス対策。東京都と政府のやり取りなんかが、とてもわかりやすい。
誰も責任を取りたくないから、自己責任の名のもとにルールをなすりつけあう場面を我々はたくさん見てきました。

そしてあれこれ揉めた挙げ句、結局は国民に何とか協力をお願いします、と言う形で結んでるんですよ。

日本は中国や台湾のように、徹底的に封じ込める施策を取ることもなく、出来る範囲でやってやろう状態を選んだのです。

このように、日本全体として責任転嫁をしようとする社会の傾向は、残念ながら続くことになり、息苦しさを感じることも出てくるでしょう。
ただ、真面目に生きてると損をする社会にはなって欲しくないと私は考えています。

そんな私達が、これから自分たちでできることは何だろうか?
そう考えると、人のせいにしない振る舞いを続けることが、必要なのかなと感じるのです。

1.人のせいにせず、事実を認めること
2.なぜ、その問題が起こったのか原因を考えること
3.その問題に対して、対策を考えること

この3つをみんなでしていけば、ギスギスした関係も少なくなるのではないかと私は思うのです。

人のせいにするのをやめることで、自分自身の気持ちが楽になるはずです。
そして、人から恨まれたり妬まれたりすることがなくなるのです。
人間関係で敵を作ることって、実は責任から免れようとすることから始まるケースが多いじゃないですか。

きちんと自分の非を認めたり、次からは同じ過ちを起こさないのを実行することが大切だと私は考えます。

次に、なぜその問題が起こったのかを考えることです。
問題が起きたときに、誰かに怒ったり、人に当たったりするのは簡単な行動です。でも、それで物事は何の解決にもなりません。
さらに、人間関係も悪化します。

それならば、なぜその事が起こったのか原因を分析して考える必要があります。
最近は「アンガーマネジメント」と言う言葉も聞きますが、まさしくこの部分に該当します。
アンガーマネジメントでは、怒りのピークは6秒と言われています。
「ムッとした時、怒った時に6秒数える」とよく解説されていますが、怒りを自分の中でうまく消化して、問題解決に向けた取り組みをしてみましょう。

そして、問題が起きた原因を見つけたら、その対策を実施する必要があります。同じ問題を二度と起こさないように対策をして、躓かないようにするのです。

最初の話に戻りますが、何か問題が起きた場合に、責任転嫁をするのは簡単です。でもそれをすることで、あなたの首を締める結果になるのです。

実際に、責任から免れることを考えようとする人は世の中に多くいらっしゃいます。
でも、自分はそうならないようにすること。

自分の身近ではそうなって欲しくないと思うなら、自分が実践したり輸したりすることで、地道に自分の周りを変えるしかないのです。

もし責任転嫁をする人と付き合う事になった場合は、避ける、離れると言うことも大切ですが、反面教師として見るようにすることも大切です。

少しずつ考え方や人との接し方を変えることや、自分が受けた場合にうまくかわすことを身につけることで、自分も成長しますし、より良い関係を築く事ができるのです。

人のせいにするのではなくて、事実を認めること。
ここからまずは、スタートをしてみましょう。

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