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「なるほど」を連発しない

話を聴く場合に、「なるほど」って言う返しをする場合がよくあると思います。
この「なるほど」って言う言葉を、使い過ぎてはいませんか?
私も使います。使いますけど、普段からこの言葉を多用しないように、注意して使うように心掛けています。

使いすぎない理由はあります。
それは、「なるほど」の返しを繰り返すと、相手が不快に思う場合があるからです。

「なるほど」と言う意味を辞書で引くと、「確かに」や「いかにも」と言う言葉が出てきます。
考えてみると、なるほどって言葉は略されているように思います。
「なるほど、同じ意見です」、「なるほど、その通りです」みたいな形で、「なるほど」の後に、同意する言葉がつく形になるのです。

ところが、同意する時に「なるほど」とだけ言ってしまってる。
だから、何だか中途半端な言葉に聞こえるように思えるのです。

そして、この「なるほど」と言う言葉。
言われた相手が受け取った場合に、上から目線に感じる場合があります。
なぜなら、言葉に敬意が感じられないからです。
相手がそう感じてしまうと、相手からすると不快に思えてしまうので、使い方を注意しないといけない気がします。

上手な聴き手になる場合には、反応の仕方について、バリエーションを増やす必要があります。

「なるほど」の言葉を、「そうなんですね」や、「すごくわかります」、「仰る通りです」、「理解しました」のような形で別の言葉に変えてみる。
あるいは、うんうんと頷く仕草をしたりする。
置き換える言葉や態度は、いくつかある訳ですよ。

このような形で、同じ言葉を連発せずに、受け方を広く持つようにすることで、相手も心を開いてくれると思います。

相手が不快に思われてしまうと、コミュニケーションや相手との信頼関係がうまく作れなくなってしまいます。
細かいことかもしれませんが、「なるほど」と言う言葉を少し注意して使ってみましょう。

同じような言葉で、「なるほどですね」って言う言葉もあります。
この言葉は、私的には馬鹿にされているように聞こえるので、この返し方は絶対に使いません。

「そうだったんですね」や「わかりました」と言う形で、私は別の言葉を使うようにしています。
これも「なるほど」と同じ話です。

日本語には、上手な言い回しができる言葉がたくさんあります。
これが日本語の魅力なのかなと私は思います。

同じ言葉を使い過ぎてしまうと、相手から単調な人に思われてしまいます。
そのように思われると損ですから、いくつかバリエーションを持っておく方が良いと思います。
引き出しの多い方が、面白いですからね。

返事する言葉をいくつか作っておくことで、あなたの懐の深さを出せると思います。

まあ、一度試してみて下さいな。

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