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娘、39度。

昨日のnoteの続きを書こうとしていたのに、娘の急な発熱に妨げられる。こんなことなら昨日のうちに荒書きだけでも終わらせておけばよかったとため息をつくが、昨日の娘はすこぶる健康で発熱の予兆などどこにもなかったので赤ちゃんの健康管理とは頭で覚悟している以上に難しい。


はじまりは一昨日の夜。

普段はあまり夜泣きをしない娘が珍しく大きな声で泣いた。どうしたの、と寝室に向かい娘に話しかけると驚くほど冷たい手足。

「これは風邪を引いてしまうね」と、毛布を二重にかけて寝かしつける。娘が入眠したことを確認して再びリビングに戻った。

すると、再び泣く娘。寝つきが悪い夜もある、と再び寝室に向かい娘を抱き上げると、驚くほど身体が熱かった。猫を抱き上げた時の体温の比ではない。ぽけっとに入れたままにしていたホッカイロが発熱したときのような、そんな熱さだった。


たまたま今週は夫が長期の出張に出ていたため、ワンオペ育児が嫌だった私は猫と娘を抱えて実家に帰省していた。ひとりで初めての発熱に立ち会わずに済んだのは不幸中の幸いだろう。

子どもの発熱はパパやママが必ず通る必修科目だとは聞いていたが、我が身に起こると少なからず眠れない夜となった。

実母を起こし、娘に体温計をあてる。体温はまさかの39度越え。


「39度」という体温計の表示を見たのは何年ぶりだろうか。私自身があまり熱を出す体質ではなかったこともあり、ひょっとするとこの表示を見たこと自体が初めてかもしれない。なにせ、はじめは「36度」と6と9を見間違えたほどだった。

慌てて毛布と布団をはがし、娘の首元やわきの下を冷やす。娘の機嫌が謎に良いことが不幸中の幸いだった。


徐々に下がりゆく体温。38度台に突入したときホッと安堵するほど感覚はマヒしていたが、それでも安心ならない。冷静に考えれば38度でもだいぶキツいはずでは…、どうしてこの子はこんなに元気なんだろう。娘を抱いたまま眠れないまま夜が明けていった。



赤ちゃんは発熱すると3~4日は熱が続くとネットに記述があったが、幸い一晩で熱は平熱に。ほっとして昼過ぎまで眠りこけた私だった。


安心しているのもつかの間、今日の夕方、娘を抱き上げると服の上からでも体温が熱いことが分かった。「また!?」と焦って熱を測ると再び38度台。



ただ、やはり幸運なことに本人は元気。とはいえ今宵も夫と交代で娘から目が離せない夜になりそうな予感がする私だった。

娘の体調が回復し次第、ゆっくりnoteを執筆したい。今宵は私の走り書きにて。


2020/11/06 こさい たろ


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