ほぼサルシッチャのレシピ

こんにちは、料理人太郎です。

今回はお店でも出していたトスカーナ風サルシッチャ(イタリアのソーセージ）のレシピを紹介します。

と言っても、おうちで腸詰はハードル高すぎかなーと思い、味付けしたひき肉をラップで成型。
そこに豚バラ肉を巻きつけて焼きあげる簡易版です。

「ジューシーに仕上げ、かつ豚バラ肉の旨みもプラスしちゃおう！」という魂胆です。

必要な食材は一般的なスーパーで揃えられるものだし作業もいたって簡単シンプル。

是非挑戦してみてください！

サルシッチャのベースは小分け冷凍しておけば、パスタ、スープ、グラタンなどいろいろな料理にアクセントとして使えます。

僕はこのサルシッチャのアーリオオーリオやトマトソースのパスタが大好き。

お店のランチでよく出してたなー（遠い目）

白インゲン豆と合わせコトコト煮たのも冬にぴったりで実にうまいですなあ。

、、、思い出にひたりだすとキリがないのでこの辺でやめておきます。

それでは材料＆行程いきましょう！

2人前　1本200g×2本分

1 豚ひき肉　400g
2 塩　　　　4.8g（肉の重量の1.2%）
3 グラニュー糖　2.4g
4 フェンネルシード　0.8g
5 にんにく（すりおろし）　小1/2個分
6 豚バラスライス肉　6枚

豚ひき肉は粗挽きがあればなお良し。

グラニュー糖を入れることにより肉の保水力を高めジューシーに。

フェンネルシードを入れるのがトスカーナ流。必須ではないが個人的には絶対入れて欲しい。

マスコット フェンネルシード 20g

業務用だと大容量で割安な商品もありますが、家庭では使いきれないでしょう。これくらいのものを用意するのがおすすめ。

では行程。

1 ：まず1〜5の材料をボールに入れ粘りが出るまでよーくこねる。

"こね” が足りないと肉が結着せずボソボソ、モロモロと食感がめちゃ悪くなる。

しっかりこねましょう！

2 ：タネを2分割し棒状にのばしてから　"すまき”　を使う要領でラップでくるみ、

両端を閉じ前後に転がしきれいな筒状にする。

まあ、これはきれいにできなくても味は変わらない。

神経質にならなくてOKです！

3：扱いやすくするため冷蔵庫で30分から1時間冷やす。

4：ラップをはずし豚バラスライス肉を巻きつける。

5 : 軽く塩をふり、フライパンで転がしながら弱火から中火の火加減でじっくりカリっと焼く。

焼いているうちに豚バラから脂がにじんでくるので、フライパンにサラダ油やオリーブオイルをしく必要はありません。

今回は8割ほどサルシッチャに火が通った段階でフライパンに下茹でしておいたプチヴェールを入れて同時に焼きあげ、豚バラから出た脂も余すことなく利用。

プチヴェールとは、ケールと芽キャベツを掛け合わせた野菜。

菜の花のようなほろ苦さとキャベツの葉に似た甘さがある。少し焦がし気味に焼くと香ばしくて抜群にうまい。そしてビタミンC、カロテン、鉄分、カルシウムも豊富な素晴らしい食材なのだ。

さあ、盛り付けて食べよう！

塩茹でじゃがいもとレンズ豆の煮込みも添えました。

くぅー旨いぜ！！！！！！！！！！

イタリア行きたいなあー…

それではまた次回。

チャオチャオ