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じゃがいものクリームグラタン(ブルーチーズ風味)

東京、赤坂に「コムアラメゾン」というお店があります。

フランス南西部の定番料理が最高においしく食べられるビストロ。

「よーし!がっつりフランス料理食べてワイン飲むぞ!」てな時に予約して訪れます。

お料理も客席の雰囲気もまるでフランスにいるかのよう。

シェフ、サービスの方の人柄も控えめで押しつけがましくなく、自分には合ってると感じています。

 田舎風パテ、フォアグラテリーヌ、スープ ド ガルビュ、鴨のコンフィ、牛頰肉の煮込み、トリップ、etc...   思い出しただけでもヨダレが口のなかにあふれてくる…

 閑話休題。すべての料理がスペシャリテなのですが、その中のひとつに 「じゃがいものクリームグラタン」(じゃがいものドフィノワーズ)があります。

:お店で食べたときの写真  ↓

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 塩梅、舌触り、香り、全てが完璧にバランスしていてシンプルながら溜息が出るほどおいしい。

 夫婦揃ってじゃがいも料理が大好物なので、こちらの完璧なクリームグラタンを目指して家でもたまに挑戦します。 

 今回は自分のクリームグラタンのレシピにブルーチーズを乗せてアレンジしてみました。

 うまくできた(あくまで自分基準です)ので備忘録的におおざっぱにレシピを書きおこしてみます。

ではでは

 材料: 20cmオーバルグラタン皿1台分 

メークイン  中サイズ4個
生クリーム     200cc
牛乳                     200cc
にんにく              小1 片
塩         3つまみ
ナツメグ    適量
ローリエ    1枚
ブルーチーズ  適量
グラナパダーノ(おろし)適量

1:メークインの皮をむき3mm厚にスライスする

2:にんにくを極みじん切りにする

3:鍋にメークイン(水にさらさない!)、にんにく、生クリーム、牛乳、塩、ナツメグ、ローリエを入れ、強火にかけ沸かす

4:いったん沸いたら極弱火に火を落とす。ふつふつ沸いている状態を保ちメークインが柔らかくなるまで煮る

5:煮汁が煮詰まりメークインが柔らくなったら、冷たいバターを塗ったグラタン皿に鍋の中身を移す

6:メークインを平らにならし、ブルーチーズを散らすように置き、おろしたグラナパダーノを全体にまんべんなくふる

7:オーブンやトースターなどで表面を香ばしく焼き上げたらできあがり

まあざっとこんな感じです。

重要なポイントを説明します。

:メークインの皮をむいてスライスしたら洗わないこと

出来上がりのとろっとした状態はメークインのでんぷん質によるもの。したがって洗って落としたらとろみがつきません。

:適切な鍋のサイズを選ぶ

工程3で、生クリームと牛乳を注いだ時、メークインがちょうど隠れる高さになる鍋のサイズを選ぶこと。

さもなくば、メークインが生煮えになる、煮る時間がかかり過ぎる、液体が蒸発し過ぎる等の問題がおきてしまうかもしれません。

道具の選択ミスで料理がうまくいかないこと、ほんと多いです。

今回のレシピの分量であれば直径 20cmの平鍋がベストかと。

:塩加減はひかえめに

仕上げに塩分の高いチーズをトッピングして仕上げます。メークインを煮る際はすこーし塩をひかえてください。

ただしメークインに塩味がのってないとおいしくないです。

こればかりは料理経験が必要ですね。回数作って好みの塩梅を覚えるしかないでしょう。  

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自作すると好きなだけ食べれちゃうので危険!

あーうまかった。我ながら完璧な出来でした。

ぜひ参考にして作ってみてくださーい!

Allora la prossima volta!!!  

ではCiao ciao !! 








 

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