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社員とともに成長する。そのために経営者は開示する覚悟がいる。

#コンヒラ #採用 #NNT #人事 #組織 #全員参画経営

今回は、人事・採用責任を兼務している管理部門長のブログシェア。

皆さんもご存知の通り、人事や採用はかなりの会社がブラックボックスにしているのではないでしょうか?
もし人事をブラックボックスにしていると、経営層または経営者一人でやらなければならないことが増え、本来もっと取り組みたい開発、市場調査などに手が回らなくなる可能性があります。
また、従業員自体も自分の将来がどのようになっていくのかイメージが湧きにくくなり、結果先輩や上司をみて自分の将来像と判断することになります。

当社は、人事評価リノベーションをすすめているため、人事権限の委譲、組織の評価分散、および基準の開示をすすめています。
そのおかげで、今回のブログをかいてくれた部門長のように「どうすれば、より良い人事になるか。どうすればマッチする学生と出会えるか」と、普通の中小企業なら経営者だけで悩むレベルを良い意味で悩んでくれていることが分かります。

つまり、社内に経営者視点の人財が育ち始め、社内外の衆知を集めながら組織として成長し始めたとも考えられます。
逆に、このような経営者視点の人財が社内に生まれ出すと、社長である私も経営者として評価されるようになってきます。
その結果、社長として期待される言動、能力がないと、必ず人財から社長が苦言を言われるようになりますから、結果として経営者自身にも良い意味で緊張感が保たれます。

私が知る限り、中小のオーナー経営者が、会社を大きくしようと組織化を進めると、必ずこの壁を経験します。
秘密主義で、ワガママが通る小さい会社のままで続けるのか?
情報と権限を開示して、ある意味自分自身も組織から評価される緊張感のある仕組みにして会社と人財が共に成長し、幸せになる会社を目指すか?
ここで必ず皆さん悩んでいます。

当社は後者を選びました。おかげで人財が生まれ出し、もう後戻りは許されません。
これが、当社の経営理念第2条の「より高い目標の実現を通し、価値観を共にする全社員の成長と幸福を追求し続ける。」の実現を目指す手段ともいえます。
この理念は元々、京セラの稲盛和夫氏がいっている理念をアレンジし、 中小企業家同友会の経営指針勉強会を通して文書化したものです。
お題目に終わらせず、必ずこの経営理念の実現に向けてこれからも前進します。

社員とともに成長する。そのために経営者は開示する覚悟がいる。byコンヒラsince1973

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