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子どもの自己肯定感は小さな言動の積み重ね

子ども向けオンライン動画制作教室「FULMA Online(フルマオンライン)」を運営するフルマの齊藤です。

自己肯定感が高い子どもに育ってほしいなぁと思う親御さんも多いと思います。
そこで今回読んだ本が 白崎あゆみ さんの著書
「子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ」です。
(記事下部にリンクを掲載させていただきました。)

褒め方は具体的に

子どもの意欲を引き出したいのに、どうやって褒めていいか分からないという親御さんも多いと思います。すごい!かっこいい!のような声かけばかりになっているところから一歩進むにはどうすればいいのでしょうか。
それは、"見たままの事実を言葉にする"ことから始めてみることです。
「大きいね!緑色がたくさん使われているね!」「たくさん作ったんだね!」のような声かけです。
あなたに興味があるよ、という意志と熱量を具体的な言葉を使って伝えれば、子供にもそれが褒め言葉だと伝わります。

褒める時はプロセスを

例えば運動会の結果が3位だったとき、
「3位でもすごいよ!」など結果を褒めていることはありませんか?
結果は時々によって必ずしも希望通りにならないこともあると思います。
そんなときは、目標に向けて頑張ったこと、親としてあなたの頑張りを見ていたよと伝えてあげることが次のチャレンジしようという思いに繋がります。

叱る時も具体的な言葉で

「何やってるの?」「何度言ったら分かるの?」などつい一言で子どもに叱ってしまいがちですが、まずは幼い子どもの場合は、まず状況を言語化してあげることが望ましいです。
例えば「投げた積み木が当たって痛かったよ」「牛乳をこぼしちゃんだね」
とまずは伝えたうえで、「当たると痛いから投げないようにしようね」「机のはじっこはこぼれやすいから、机の真ん中におこうね」など具体的に次どうすればいいかを伝えてあげましょう。

子どもがなかなか動いてくれない時は「一緒にやろう!」

なかなか片付けをしてくれない、手を洗ってくれない、そんなシーンではついにイラッとしてしまうこともあると思います。
そんな時は最初だけでも「一緒にやろう!」と手伝ってあげると良い場合があります。どうすればいいか分からない場合もあるので、一緒にやることで子ども自身のやる気が後から出てくるかもしれません。

さいごに

この本は具体例が数多く掲載されており、幼児〜小学校低学年のお子さんがいる方にはとても参考になると思います。今回、内容を抽象化してまとめましたが、結局は「プロセスを具体的に、理由と合わせて」伝えることが、褒めるときも叱るときも、声かけの前提にする必要があることがわかりました。

本を全部読んでみたい方は下記から購入可能です。


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