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若者よ。バカであれ。

こんにちは、白井です。
「仕事ができるビジネスマンになる!」をテーマに、若手社員の方々が実践すべきことを発信しています。

今回のテーマは「自分をバカだと思い込むことの重要性」についてです。

皆さんは自分のことを頭が良いと思いますか?
そう聞かれたら謙遜して、「そんなことはない」と答える人がほとんどです。

しかしその腹の内で、本当にそう思っている人はどれだけいるでしょうか?

※お時間が無い方は、まえがきを飛ばしてお読みください。

まえがき

ある少年の話をします。
その少年は、自然豊かな片田舎で生まれ育ち、自分が住んでいる地域の学校へ通っていました。

中学生になると、テストや模試の成績が学内の順位で表示されるようになりました。
その成績は、上位5%に入るか入らないかのライン。特にたくさん勉強したわけではなく、授業をまじめに受けていたくらいでのこの結果を見て、自分を優秀だと思い込んでしまったわけです。

その地域内では優秀だった少年は、県内有数の進学校に進みました。
そこで、自分のバカさ加減を実感するわけですね。

これまで学校内で上位の成績を取っていた男が一変、学校内では中の低くらいのレベルになってしまったわけです・・・

にもかかわらず、これは後々分かることなんですが、さらにバカだと思ったことがありましてですね。。。
彼は「俺はまだ本気出していないだけだ。」と頭の中では思っており、特に勉強量を増やしたりはしませんでした。

その結果、大学受験を経て、偏差値50行くか行かないかくらいの大学に入学することになったわけです。

そこで彼は、やっと自分が「バカ」だったことに気づきます。
そこから彼は改心し、大学では真面目に授業に出席し、課題やレポート等も滞りなく提出していました。最終的な学科内のGPA順位は10位以内となり、難なく大学を卒業しました。

彼をそうさせたのは大学受験の結果だけではありません。
彼は、大学生活である友人と出会いました。その時はまだ気づきませんでしたが、彼の人生に大きな影響を与えるきっかけになりました。

自分は「バカ」だと思っている。

彼の出会ったその友人は、成績優秀で学部で3人ほどしか選ばれない特待生になりました。

ある日その友人に1つの質問を投げかけました。
「なぜ成績優秀であるにもかかわらず、自分で授業外の様々な取り組みを行っているのか?」と。

友人は、こう答えました。
「おれは、バカだから。」

そう。友人が学び続ける理由は、心から自分を「バカ」だと思っているからでした。

ポジティブの履き違えに気をつける

以上の話の主人公は過去の私です。
正直言って、自分自身はできる人間だと思い込んでいました。

その結果、「本気を出していないだけ」などという言い訳をして、何もアクションを起こさずに生きてきました。

「やればできる」というのはある意味自分に自信があり、ポジティブのように見えます。しかし、それはある種勘違いで、視点を変えれば「やらない人間」であるということです。

だからこそ、「自分はバカだ。」「自分はできない人間だ。」と認識することが重要です。
そして、「できないから仕方ない」ではなく、「できないから学ぶ」「できないから練習する」という思考にスイッチしてください。
これが、あるべきポジティブの姿です。

ハングリーであれ。バカであれ。

私が好きな言葉を1つ紹介します。

Apple創業者であるスティーブ・ジョブズが、言った言葉です。

Stay hungry, stay foolish.

個人的にこの言葉のミソとなっているのが、ただバカなだけでなく、ハングリーさ(貪欲さ)も持てということです。

先にも述べたように、バカだからできないではなく、バカだからやるしかない。
そう思えば、様々なことに取り組み、自分を成長させることができます。

そして、これは若いうちから身につけておくべき考え方でもあります。
年齢が上がっていくごとに、頭が堅くなり、人から学びを吸収することができなくなると言います。(これは、年上の方からよく言われます、、、)

だからこそ、何事に対しても、自信をバカだと思い、吸収する。
この考え方を習慣化していってください。

まとめ

今回の内容をまとめます。

・自分をバカだと思い、だからこそ学ばなければならないと思うこと。
・何事からも吸収するという心持ちをいつまでも持ち続けること。

ぜひ意識して、今後の仕事や私生活に活かしていってください。

次回の記事もお楽しみに!

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