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真面目と本気。

真面目に取り組むこと。
本気で取り組むこと。

この両者は似て非なるものです。

真面目に生きることは、とても素晴らしいことです。
ですが、ただ真面目に生きているだけの人は、損をする場面も多いように感じます。

どうしても、真面目に取り組むだけでは、本気で取り組んでいる人には劣ってしまいます。それどころか楽しんでやってる人にも劣ってしまうかもしれません。


真面目と本気の違い

今回のテーマである「真面目と本気」ですが、その違いから考えていきましょう。

あくまで個人的な見解ですが、真面目と本気(マジ)は全く異なります。


真面目というのは、その物事に愚直に取り組み、辛くても苦しくても頑張るようなイメージです。

対して本気は、何が何でも自分の描くゴールに向かう姿勢で、そのためなら多少のグレーゾーンは通る。辛さや苦しさが楽しさに変わっているようなイメージです。


あえて、本気の良さが伝わるような書き方をしていますが、対比するならば真面目はMust(しなければならない)であるのに対して、本気はWill(こうしたい)に近いです。


私自身もやらされ仕事をやる時は「相手の求めるゴール」を見据えてどうやったらそこに最短距離で進めるのかを意識します。

対して自らの意志で選択したことに対しては、自らゴールを立てあらゆる手段を選択肢に入れたうえで、どうやったら自分たちが成長できるのか。より実りある結果につながるのか。そういったところを意識しています。


感覚的な違いで、特に意識する必要性を感じないかもしれませんが、そこから生まれる言動や結果にはとてつもない差が生まれます。


本気になるために。

何事にも本気で取り組めないという悩みを抱えている人は少なくありません。

仕事にも趣味にも本気で取り組めない。
なんとなく、満たされない。


1つだけ断言できることがあります。
それは「本気で取り組めないこと」に取り組んでいるからです。

例えるなら、プロ野球選手に憧れているのに、親の影響でサッカーをやらされている子どものような感じで、今取り組んでいることが自分に合っていない場合がほとんどだと思います。


それは、周囲の影響でそうせざるを得ない場合もありますし、そもそも自分が本気で取り組めるものを知らない場合もあります。

特に多いのが後者で、自分が熱中できることは何なのかが分からないという人はたくさんいます。


その課題を解決するためには、2つのアプローチが必要です。

1つ目は「自分への問いかけ」です。

本当に自分は何がしたいのか。
自分自身に問いかけてみることから始めてみると良いかもしれません。

それは、すぐに答えが出るものではありませんし、大きな労力がかかります。

人は、自分を知っているようで、意外と自分を知りません。

自分が本当に好きなもの。心からワクワクするもの。

仮に、地球上から人間が自分だけになった時、あなたは何をするでしょうか?

仕事もSNSもなくなり、しがらみがなくなった状態。
自分を知るのは自分だけ。そうなった時に取り組みたいと思うことこそが、本気で取り組める何かとなる可能性が高いでしょう。

どうすれば自分が本気で取り組めるのか。
ではなく、何をすれば自分は本気になれるのか。

大事なのは何をやるかです。


自分自身とゆっくり対話してみてください。



もう1つのアプローチは、自分が本気になれることに「会いにいく」ことです。

いくら自分を知ったとて、本当にやりたいことに出会っていなければ、本気で取り組むことは叶いません。

どれだけ頭が良かろうが、どれだけ何かに優れていようが、自分が見たことも聞いたこともないようなことに対しては、人は知る由がありません。


だからこそ、様々なことに臆さずチャレンジし、浅くても良いから幅広い経験をすることが大切だと思います。

残念ながら、情報過多と言われる時代で、私たち人間は奇しくも頭がよくなってしまっています。情報を得て、知ってしまったからには後に引くことはできません。

だからこそ、行動でそれを凌駕しなければならないと思います。


そのために、とにかくトライする意識を持って生きましょう。



自分が本気で取り組めることと出会い、充実した毎日を送りましょう!

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