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思考の源泉である「知的好奇心」

思考力は、あった方が良いのは間違いありませんよね。

大抵のものは、無いよりもあった方が良いです。


ですが、わざわざ好きでもないことの勉強をするのは大変なものです。

私も、学生の頃は勉強が嫌いでしたから、その気持ちはすごく分かります。

数学、物理、化学以外は本当に勉強が億劫でした。
(というより、ほぼそれ以外は勉強していないです)

今でこそ、国語や社会科目のやるべき意味も分かったし、歴史や社会問題などのニュースを見ると、ちゃんと勉強したいと心から思うようになっています。

今、大学生に戻ったら、全学部の時間割を漁って、いろいろな授業に潜っていたことでしょう。


改めて振り返ってみると、自身の「知的好奇心」に正直に生きてきたと思います。

中学くらいまでは、理系科目中心でしたが、ある程度満遍なく勉強していました。高校になると、さらに専門性が深まるのもあり、理系科目一辺倒になりました。


当初の私は、知的好奇心が向いている分野は理系の分野ばかりでした。

ですが、今は哲学、歴史、宗教学、科学、天文学、心理学、経営学、経済学など、様々な分野に興味が向いています。
(これでもパッと思いつく物を挙げたレベルです)



で、何が言いたいかというと、
知的好奇心は徐々に広がっていく」ということです。

学生の頃の私は、理系にしか知的好奇心が湧いてこなかったのですが、社会人4年目を迎えた今は、自身の専門であるITはもちろんのこと、様々な分野への興味が湧くようになっています。


これはなぜか?

私なりの答えは「世の中で起こることは、様々な分野の知識が複雑に絡み合っているから」です。

1つ具体例として環境問題の1つである「大気汚染」を取り上げてみましょう。

大気汚染の原因を分析する際に、以下の切り口で考えたとします。
①大気を汚染している原因の物質は?
②大気汚染が始まったのはなぜか?

この2つの切り口から考えただけで、
①は科学(主に化学や生物学?)の知識が、
②は歴史や社会学の知識が必要です。

これだけで、文系と理系の科目に分かれていますよね。

このように、1つの社会問題をとっても、1つの分野だけでは説明しきれません。したがって、世の中のことを知っていくうちに、それを理解するためにこれまで触れてこなかった分野に触れ、その分野に知的好奇心が向いてしまうため、知的好奇心は広がっていくものだと思います。


知的好奇心があると、人は自然と学んでいくんですよね。

なぜこうなっているんだろう。
いつからこれは存在するのだろう。
なぜこれは必要だったのか。

このように、勝手に自分の頭の中で問いを立てて、勝手に追求していくようになります。


だからこそ、知的好奇心は、思考力とは切っても切り離せない物だと思います。


自分が知らない知識や情報を集めるために、様々なものに触れていきましょう。そうしているうちに、いつの間にか知的好奇心が原動力になって、勝手に思考が深まっていき、それに応じて思考力も高まってくるでしょう。


知的好奇心の連鎖を起こし、日々の人生を楽しんでいきましょう!

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