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UIデザイナーがKPT法を使って入社半年を振り返ってみる

副業系・転職サービスを運営するベンチャー企業から転職し、株式会社インテグリティ・ヘルスケアでUIデザイナーとして働いている浦川です。今年2月に入社し、6ヶ月目に突入しました。

今後の記録として残すためにも、約半年間の振り返りをKPT法で振り返ります。KPT法とは、以下の3つのことです。

  • K:keep = 良かったこと、今後も続けること

  • P:problem= 課題・問題だったこと

  • T:try = 次に挑戦すること

また、詳しくは以下を参照にどうぞ。

それでは、振り返っていきます。

Keep(良かったこと、続けること)

プロジェクトに対してUIデザイナーの関わり方を、ひと通り学べたこと

自分自身、前の会社でUIデザインの経験はあるものの、UIデザイナー歴は少なく、レベルもそこまで高くありません。しかし、ポテンシャルを買われて入社したという経緯があります。
そのような状態の中で、デザインチーム全員の力を借りながら要件定義からUI設計までの一連の進め方を、プロジェクトを通して改めて学べたのは非常に良かったと思います。
まだまだ良い動き方は出来ていない部分も多いとは思いますが、今後はUIデザイナー業務のひとつひとつの精度を高めていきたいです。そして、医療業界特有の知識も必要になるので、徐々に理解しながら、よりユーザー中心で考えれたUIを提供できたら良いなと思います。

要求整理の段階でデザインモックアップ作成

弊社では要求整理の段階でデザイナーが会議に入り、先行して画面デザインのモックアップ(Lo-Fiプロトタイプ)を作ります。
自社プロダクトのUIコンポーネントライブラリを使いながら、素早くモックアップを制作し「こんな感じ?」と画面イメージを提供しながら、要求で出てきた要件を固めにいきます。
前の会社ではあまりこういう経験が無く、初めてでしたがマネージャーのフィードバックを貰いつつ、いくつかのプロジェクトで経験できたのは個人的に貴重だと感じました。
正直、まだUIコンポーネントライブラリの整備は完璧ではないし、個人的にはデザインモックアップの制作スピードに改善の余地はありますが、引き続き実施しながら、より良いプロダクトにしていきたいです。

SlackやJiraを使い、開発メンバー全体とコミュニケーションの頻度を増やしていったこと

デザイン業務の8割と言われる(?)コミュニケーションを取らないとデザイン業務は進みません。
入社当初は消極的でしたが、徐々に自ら要件で不明点や違和感のあるポイントはきちんとSlackやJiraで言語化をし、ディレクターやPMにコンタクトを取るようになりました。曖昧だった部分が明確になればなるほど、デザインの解像度は高まるのを実感しています。
自分の感覚では、まだ消極的だなと感じる場面も多いので、コンタクトを取るメンバーの特徴などを知りながら、今後も臆せずにコミュニケーションを取っていきたいと思います。


Problem(課題・問題だったこと)

息を吸うように様々なアプリケーションを触ること

UIデザイナーとして息を吸うようにWeb、スマホなどのデジタルプロダクトを触ることは基本中の基本。画面設計を行う上でも基礎となり、引き出しも作れるため、これは今後も課題としたいです。全く行っていないわけではないが、「よーし、やるぞ〜!」というスタンスではなく、より自然に当たり前のように身体に叩きこんでいきたい。
また、インプットだけでなく、簡単にでもトレースなどを駆使し言語化して、アウトプットもセットで考えて実施したいと思います。

エンジニアやQAなどに優しいデザインページを作る

Figma内のデザインページはデザイナーのものだけではなく、エンジニアチームやQAチームも確認します。そのため、デザイナー以外の職種の人達が見ても理解しやすいデザインデータを作成するのが課題です。
以前業務で、精度が低くエンジニアに迷惑をかけたので今後は気をつけたいなと思います。

個人的な情報発信

会社のこともそうですが、デザイナー個人としての情報発信も少しずつ力を入れたいと考えています。元々、Webライターをしていた経験もあり、文章を書くのは嫌いではないので、去年より少しでも多く言葉に変えて発信していけたらなと。テキストでの言語化を今後の武器にするためにも、今後の課題としました。


Try(次に挑戦すること)

言語化への挑戦

先述した通り、個人範囲での言語化も大事ですが、まずは業務上での言語化に挑戦したいです。具体的に「要件に至るまでのユースケースの言語化」「画面仕様書の執筆」の2つになります。
ConfluenceでもGoogle Docmentでも良いので、ドキュメントツールをしっかり使いこなした上で、言語化を積極的に行うのが重要です。
またSlackのチャンネルへの投稿や、Figmaでのデザイン制作の際に置いておくちょっとした整理メモに至るまで、小さいところから言語化を癖づけていくと良いのではと感じます。それらを続けていければ、文章を書く際だけでなく、自分が発言する際にも頭が整理された状態でコミュニケーションを取れるはずです。

デザインチームの中だけでなく、他部署へもコミュニケーションを取りに行く

デザインチームとはほぼ毎日、様々な会話(仕事もプライベートのことも)を積み重ねながらコミュニケーションを取っています。
今後は他部署の仕事や他のメンバーの興味関心事を中心に、コミュニケーションを取りたいです。
デザイナーは要求整理からQAが担うフェーズまで大小あれど、プロジェクトに関わっています。そのため、「話しかけづらいなあ・・・」と感じさせないためにも、普段から小さいことでも会話から始めたいです。プロジェクトを円滑に進めるために今後は意識していきたいです。

自信の無さか謙虚なのか。時々、消極的な発言を改善したい

自分の昔からの性格だと思いますが、消極的な性格や発言をしてしまうため、改善できたらと思います。
時々、「いやいや、まだまだです。」「そんな大したことしていないんですよ。」と言ってしまうことに、以前から悩んでいました。
確かに、謙虚と言えば謙虚なのだけど、そのような姿勢だと悪い印象として受け取られる場合も多いはず。自分がこれまでやってきたデザイナーとしての力を信じ、「自分ならやれるぞ!」という気持ちでドンと構えていたいです。


さいごに

これまで経験してこなかった医療ドメインでのUIデザインに難しさとやりがいと感じています。半年間、様々なプロジェクトに入り、自社プロダクトのUIを作ってきました。本当にUIをみっちりやれる環境に感謝しています。
今後は振り返りを役立てつつ、TRYに挑戦し、つよいデザイナーへの階段を上がっていきたいなと思います。

また最後に弊社ではUXデザイナー、UIデザイナーを募集しています。デザインチーム内は仲は良く、日々業務に真剣に向き合いながらも、時にはプライベートな雑談もするなどチーム内の雰囲気は良いです。
少しでも気になる!という方は、ぜひお気軽に応募ください◎

さらに、デザイナー以外の職種も募集していますので、併せてチェックしてお知り合いや友達に声をかけてみてください。