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UX日記 サングラスと遊び

ぶらぶら街を歩いているとサングラスがパイプにひっかけてあった。おそらく落とし物のサングラスで、なんとなく顔に見えるように見立ててある。

これが作りたいがためにサングラスを探したまであるだろう、犯人は面白い人に違いない。などと考えるのは楽しい。

ここでふと考えた。人はこういった痕跡等によって想像力を掻き立てられると、それを良い方へ、面白い方へと、バイアスをかけて考える傾向があるのかもしれない。僕は犯人を面白い人に違いないと断定した。このサングラスを置いた人はたまたま偶然サングラスを置いた可能性もあるのに。

マスク美人、と呼ばれる現象もそのような例だ。
何か良い感情を更に想起させたい場面では、想像の余白を残すことが効果的かもしれない。


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