なぜあなたの体重は減らないのか
渋谷・青山のパーソナルジム「b{stoic」でパーソナルトレーナーとして活動している仙福(せんぷく)です!
・夜に白ご飯を食べるのをやめた
・間食を控えている
・たんぱく質を意識して食べている
これらを実施したことあるけど目に見えた変化を感じられなかった経験はありませんか?
体脂肪が減らない、またはダイエットに成功した人でさえも注目していないあるコトが体脂肪を減らすために重要なんです。
食べたものが自分の体をつくるまでには
食品選択(食べるものを選ぶ)
→消化吸収(食べたものが消化される)
→代謝(食べたものがエネルギーや体の一部になる)
という3つのステップがあります。この3つのステップを踏んで代謝まできっちり行われることで初めてダイエットが成功します。
しかし、これらの過程においてほとんどの方が「食品選択」しか気を付けていないのでは?
・糖質を避けよう
・タンパク質をとろう
・野菜が必要だ
これらはすべて「食品選択」です。食べたものが自分の体になる、つまりは体脂肪が減る過程において考えるべきは消化吸収と代謝。
代謝とは食べたものをエネルギーに変える過程のこと。代謝がうまく行われなければエネルギー不足のため、体脂肪は減りません。
代謝がうまく行われるには、食べたものがきちんと消化吸収されていることが大前提となります。
現代人が痩せにくい理由
ではどうすれば食べたものがきちんと消化吸収されるのでしょうか?
キーワードは「リラックス」
体のスイッチを場面によってコントロールする司令塔のことを自律神経と呼びます。そのなかでも
スイッチをONにして「仕事頑張るぞ!」をやる気を出すのが交感神経。
スイッチをOFFにして「体を休めよう」とリラックスするのが副交感神経。
食べ物を消化吸収する内臓が働くのは副交感神経が優位に働いているときです。そのため食べ物の消化においては副交感神経の役割がとても重要です。
しかし現代はなにかとストレスが溜まりやすい。
・デジタルデバイス(PC,スマホ)の過剰使用
・テレワーク増加による運動不足
・オンラインやSNSなどによるコミュニケーションの難しさ
などにより現代は無意識のうちにストレスにさらされています。
ストレスを受けると対抗するために「交感神経」を優位にして立ち向かいます。ストレスは常に降りかかってくるため、ずっとスイッチがON状態。
つまり現代はリラックスが非常に難しく、常に緊張している状態です。
常に交感神経が優位では、内臓がうまく働きません。そのため食べたものがうまく消化吸収されない→体脂肪が減りにくくなるのが現代人が痩せにくい理由の一つです。
カラダのサイン
交感神経が働きすぎてリラックスできていないサインとしては
・夜ぐっすり眠れない、途中で起きてしまう
・胃もたれやお腹をくだすことがよくある
・物忘れが多い、集中力が続かない
・疲れがとれない
・食欲、性欲が減退している
これらのうちひとつでも当てはまれば、あなたの交感神経は働きすぎているかもしれません。
これらを解決する=ストレスを減らすことが、体脂肪を減らすためになによりも大切となります。
体脂肪を減らすための食品選択とともに消化吸収がしやすい環境、つまりリラックス状態をいかにつくることができるかがダイエットの肝。
・スマホの利用時間を制限する
・適度な運動を心がける(有酸素、呼吸、ヨガetc)
・夜の白熱電球を使用時間を控える
・睡眠時間の確保(理想は7時間前後)
・ストレッチ・マッサージ
これらは交感神経が優位になりすぎるのを防ぐために、是非身に付けたい生活習慣です。
特にスマホは手軽に操作できるだけに、節度を持って活用したいところ。
まとめると、体脂肪がなかなか減らない原因とあなたがやるべきことは
①ダイエットのために大切なのは「消化吸収」
②消化吸収のキーワードは「リラックス」
③交感神経が優位になる要因を取り除く
です。是非ダイエット生活に取り入れてみてくださいね!
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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