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はじめの一歩をハックする

渋谷・青山のパーソナルジム「b{stoic」でパーソナルトレーナーとして活動している仙福(せんぷく)です!

前回は目標達成についてお話をし、達成の弊害として

・人間は本能的に安全を求めるため行動や習慣を変えることは容易でない
・脳をだます、あるいは脳が危険を感じないように行動を変える必要がある

という問題を解決するためのアクション「スモールステップ&シェイピング」をご紹介しました。

今回は目標設定後、行動が続けやすくなるための「先行刺激」について解説します!

なぜ最初の一歩目が重いのか

皆さんはこんな経験ありませんか?

・ジムに行けばやる気が出るけど、行くまでが憂鬱
・トレーニングし始めると長くできるけど、始めるまでが億劫
・食事制限をはじめれば続くが、一度途切れると元に戻せない

共通するのは「行動を開始することができれば継続できる」ということ。

目標を達成するための習慣をつけるには、一歩目をいかにスムーズにストレスなく出すことができるかが重要です。

ギア付き自転車のように、最初からギアを重くしては加速できず転倒してしまいます。しかしギアを1速にしておけば漕ぎ出しがスムーズで、徐々にギアをあげることでスピードに乗ることができます。

まさに習慣も同じく、最初の一歩目となる行動を軽くするための戦略が必要なのです。

行動を起こすにはきっかけが必要

自発的な行動の起こりやすさは、行動の結果だけでなく行動直前の出来事にも強く影響を受けると言われています。

行動の結果を高める行動直前の出来事の例としては

・運動習慣をつけるためにジムと契約する
・ランニングを始めるためにかっこいいシューズを買う
・起きたらすぐに体重を測る

などです。要するに「行動を起こしたくなる仕掛け」をすればはじめの一歩が容易になるということ。

デメリットとしては、「モノ」による刺激は一過性であること。(外発的動機付け)毎日かっこいいシューズを買うわけにはいかないですからね。

あくまで行動を開始する際の特効薬として刺激を利用し、その後行動を開始することが快だと思えれば刺激に頼る必要はなくなります。

次回は行動を開始することができてからのお話をしようと思います!


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