見出し画像

【モチベーションの高い組織とは】

企業ではビジョンミッションポリシーなど、様々な指針がありますね。
美場というとあるべき姿であり、いかなる時でも守り抜く基本的価値観・信念のようなものでしょうか。このビジョンを達成するための経営理念があり、これが経営をしていくうえで大切にしたい価値観という感じですね。

こういった崇高な指針を持っていたとしても、組織全体としてそれを本気で目指しているのといないのでは推進力や結束力が異なってくる印象です。

よく言われるモチベーションが高い組織か否かという話題になりますが、一言でのモチベーションという言葉の難しさはいろいろな組織を見たり、色々なフェーズを経験して感じます。

モチベーションは短期と長期で異なるものにフォーカスがあたると考えています。
言語化が難しいですが短期的な側面では定性的なもの、長期的な側面では定量定期なものにモチベーションを感じ、その先にビジョンがあり大切にする理念を軸に推進をしていく印象です。

画像1


良く言われるダニエルキムの組織開発モデルにも関係してくるのでしょうか。

画像2


また以前書いたルート3企業とルート1企業の違いも、こういったところから生まれるのかもしれません。自分たちの一つ一つの仕事の積み上げがどこにつながっているのか。どこを目指しているのか。同じ目的や視座、視点を持ったメンバーと切磋琢磨できているかということの重要性を深く考えさせられます。

理想は目的を明確に持ち、一枚岩になっている状態ですね。そのためには具体的に何をすればいいのか、どこから着手をすればいいのかを考えていくとおもしろくない答えに行きついてしまうのですが、一番取り組みやすいところから始めの一歩を踏み出すことだと考えています。
このビジョンだから参画したいというケースもあれば、この仲間だからビジョンをつくりたいというケースもあったりと様々な集まり方があると思います。それぞれの特性に合わせると関係性の質を高めて短期的なモチベーションを上げてから戦略競合優位性など長期的なモチベーションにかかることに着手するケースもあれば逆もあるかと考えています。

大切なのはそれを実行する労力を掛けたいと思えるか、掛けることができるかを一人一人が腹決めすることですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?