見出し画像

【選考序盤から比較検討すること】

転職活動をしていると複数併願をして進めていくことが多いでしょう。内定を複数枚用意して十二分に比較検討したうえで、入社する会社を1つに絞る方が多いと思います。

内定が出てからじっくり考えるというのも一つでしょうが、出てからじっくり考えるとほしい情報を満足のいくレベルまで収集することができない可能性があります。

多くの場合承諾期限を区切られてしまいますので、たとえ1週間という期間があったとしても、企業との接点という機会には限度があります。

そこで選考中から各社を比較することが大切です。

選考フェーズといえど、こちらからも各社の選定をするための情報収集の機会でもあります。

企業との接点の中でできる限り自分自身が知りたい情報を質問したり、転職の活動テーマや転職軸の観点から各社がどのように映るかを意識して臨むことで、面接の時間が相互に有意義な時間となります。

面接後は必ず記憶が鮮明なうちに4点をまとめておきましょう。

【面接後まとめる情報】
①面接官のお名前
②大枠の流れ(質問項目)
③所感<Good><More><Bad>
④志望順位と理由
⑤転職軸での比較


面接の緊張から解き放たれてそのまま休みたい気持ちもあるかと思います。ただ、こういった面接時に感じたことを書き留めることで承諾期限前にバタバタと荒く不完全な情報を集めて決めざるを得ないという状況を防ぐことができます。

特に③所感の<Good><More><Bad>と⑤転職軸での比較は大切です。

③所感の<Good><More><Bad>はそれぞれGood=魅力・Bad=懸念・More=確認が足りないこと、次回面接で解消しておきたいこと、質問。
これを整理することでなぜこの会社に入社したい・したくないと思うのだろうかを明らかにできます。感情的な面ですね。

一方で⑤転職軸での比較はまさに行くべきやめるべきの定量に近いものを判断するために必要です。
本来の転職の背景や転職で実現したいことを明確にし、単に好き嫌いではなく転職という手段を用いて実現ができるできないという情報を判断材料にしなければなりません。

合理と感情の落としどころを選考初期段階で整理しておくことで、転職先について冷静に考えることができるようになります。

比較検討

ここで皆さんが見落としがちなのが現職との比較です。
選考企業同士での志望度比較も大切なのですが、一番大切なのは現職との比較です。


転職に関してはチャンスである一方もちろんリスクも含まれています。
新しい環境で活躍する人もいれば本来の力を発揮できないという側面もあるので、本当に大切なのは現職との比較です。


転職活動は各社合法的にオフィスに入れたり社員の方とお話ができる機会です。こういった「特権」をしっかり活用して最適な転職ができるようしたいですね。(もちろん情報整理などは私がサポート致します。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?