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株取引で30万円溶かした話

数年前に時代の寵児だった個別銘柄株をいくつか買って、いま大赤字になっている口座を晒してみたいと思います。

では早速まいりましょう。

トータル$2,000(約30万円)の損失💸

銘柄名にピンと来た方はいらっしゃいますか?

実はアバロンベイとファイザーを除いて、ほとんどが電気自動車系の企業株となっています。

そして、アバロンベイとファイザーが唯一ほんのりと利益を出しているコンビなので、その他全ての電気自動車銘柄が大赤字という計算になっています。

確かこれらの電気自動車銘柄を買ったのは2021年にアメリカに来てすぐの時でした。当時はテスラの株価の上昇率がものすごく、今後は第二・第三のテスラ(企業)が出てくる、という話で持ちきりでした。

☝️Business Insiderの2021年の記事でも、私が買った銘柄全てがいかにHOT🔥かということが書かれています。

ちなみに、これはほんの一例で、多くの投資専門メディアでもこれらの銘柄はよく取り沙汰されていました。猫も杓子も電気自動車投資、という感じです。

さて、私はというと学生時代から株の投資をしていたくらいにはお金の運用が好きです。

アメリカに来てから車社会を目の当たりにしたこともあり、「こりゃぁ電気自動車株がこれから来るでしょ!!!」というのを強く感じ、勢いでこれら四つの銘柄を買った次第です。

さて、時は流れ2024年、、、これらの会社の末路はというと

というヤバい状態になっています。ちなみにもう一社のリビアンは

  • RIVIAN - 株価は大幅減でも一番マシ◎生産目標数には至っていないが商品を市場に提供できている(ベイエリアではよく見かけるようになってきた)

という結果です。

このような状況を鑑みると

  • FISKER - 99.97%減

  • NIO -77.82%減

  • NIKOLA - 97.15%減

という恐ろしい運用結果にも頷けます。

もちろん、2021年から2024年にかけて何度か口座の損益推移は確認していました。

しかし、右肩下がりに急降下していく株価をみて、上記のようなニュースを調べもせず、「まあ景気が悪いからじゃないかな。いつかまた上がるでしょ!株は長期保有に限る!」などと呑気なことを考えていたのです。

今回の結果で学んだのは、投資信託の運用は長期保有が有効でも、個別株はそうとは限らないこと。

投資信託やETFの「買って忘れる」手法は個別株には通用せず、短期的な値動きや世間の動きをもっと細やかにチェックしなければいけないんだということを痛感しました。

また、そもそも私は自動車全般に興味が全くないことも問題でした。興味が少しでもあれば、ニュースなども頻繁にチェックするものですが、興味がないので臭いものにはフタで、どんどんと状況は悪化する一方だったのです。

幸いだったのは、これらの個別株は完全な余剰資金を使って投資をしていたことです。

さすがに3年後に約92%減益になるとは予想もしていませんでしたが、それでも多少の損は勉強代と思おうと思っていました。

また、投資の手法を多様化させていたもの良かったです。

個別銘柄の投資は全体のポートフォリオのごく僅かな割合で、他には投資信託・ETF、RSU、ESPP、HYSA、401K、不動産など色々やっています。

他の運用手法を併せていると、これの個別株の一部が下がっても生活に支障はありません。

とはいえ、個別銘柄株においては今回ので痛い目をみたので、しばらくはもういいかな…と思っています。素人に世間の流れを予測するのは無理だと分かりました😭

自分にあった投資の方法で、楽しい資産運用ライフが送れるといいですね!

今回の学び
✅ 投資は常に必ず余剰資金で行うこと。
✅ 素人に先を見通すのは不可能であること。
✅ (どうしても個別株を買うなら) 自分の興味のある銘柄にすること。
✅ 利益に拘るなら、塩漬けにしないこと。


最後までお読みいただきありがとうございました!
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