1級建築士の学科試験の速報後、すでに地獄の製図試験対策は始まる
1級建築士試験、お疲れさまでした。
ようやく学科が終わり┐(´д`)┌ヤレヤレといった気分でしょうが、実はまだこれから速報が発表されますね。
もうすでに「あきらめた!」という人なんかはいいかもしれませんが、ガチで勝負して可能性を感じてる方は速報が待ち遠しく、そして合格点のボーダー判定というのは気になってることでしょう。
きっと寝る前には確定されるでしょうが、それはきっと地獄へのスタート。
はっきり言って学科より製図のほうがキツイ
私が受験したのは令和5年でしたが、まあほぼ学科合格には自信がありました。
むしろ何点とれたかな?という次元で。
そして日建学院から学科通過確定の電話をもらい、そのまま製図試験に通うことにしたのですが、ところがその時点から製図試験というのは始まっていたのです。
まずは製図板の確保。そして高額なお金。
おそらくどこの予備校も次の日曜日には初登校日となることでしょう。
きっとそこで最初の課題、そして挫折を味わいます。
製図対策は学科試験と違って自宅でしかできない
学科試験ってその気になればどこだってできます。
通勤途中とか仕事の合間とか。それこそ布団に入って眠るまでの間とか。
でも製図試験って必ず製図板の前でしかできない。
厳密にいうとエスキスとか部分的なの図面の練習なんかはできるけど。
そして一番キツイのは設計製図には答えがない。
学科試験って答えが一つなので、理解ができなくても「こうなんだ」と押し込むことができました。
でも10人いれば10人ともが違うエスキスをするのがこの試験なので、自分の答えがあっているのか間違ってるのかすらわからない。
そしてその答えは採点者にしかわからない。
50万というお金をわずか2カ月ちょっとの間に無駄にしてしまう可能性。
そして同じように頑張ってその資格をものにする仲間がいるかもしれないというプレッシャー。
同じ期間に同じように頑張ったのに落ちてしまうかもしれないという劣等感。
ただでさえ体力を削られる暑い夏にもかかわらず、解けない、書けないという心理的なプレッシャーは果てしなく辛いです。
でも、必ず合格者がいるのも現実
でも残念ながら、そんな状態の試験であっても合格者は必ず出ます。
だから辛いんだけど頑張れるはず。
きっと本当に気が抜けて休めるのは今晩くらいです。
学科通過を確信している人、そうでない人も明日の朝からは、改めて製図モードに切り替えてください。
はっきり言って息抜きしてる時間はないです。
製図板の確保、文具類の調達、製図の手順など、次の日曜日までにできることはあります。
わずかな時間だけど頑張ってください。
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