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日本国の治安についての考察

どうもどうも、川島太郎と申します。

日本国の犯罪について、以前から私は調べていました。そこで、本日は早速、日本国の治安について若干の考察をしてみようと思ったのですっ!!

「近年は凶悪犯罪が増加・凶悪化している」「日本の安全神話が崩壊した」

こういう言葉をどこかで聞いたことはないでしょうか。

確かに体感治安の悪化により、防衛意識が高まるのは非常に良いことだと思います。備えあれば憂いなしですので。

ただし、実際には凶悪犯罪は絶えることはないものの、増加はせず、むしろ減少の傾向にあります。

確かに、平成15年までは凶悪犯罪は増加の一途をたどっていて、凶悪犯罪件数は14,000件にまでに上ってしまっていました。

ところが、それからは驚くことに毎年凶悪犯罪が減少していて、元刑務官のAさんが言う「日本の安全神話が崩壊する」どころか、「日本の安全神話が復活した」と言えるでしょう。参考までに、凶悪犯罪認知件数のグラフを掲載しておきます。

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出典:https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/ju/2019_03ju_kyoin_txt.html「犯罪は増えていて凶悪化している」という誤解

参考までに、日本の安全神話が崩壊すると言っていた元刑務官のAさんの出版した書籍はこちらです。

確かに、殺害人数が一人であっても、死刑を適用するべき事例があると言うAさんの考えには、全く同感です。私はいつかは死刑も廃止にしてとは思うのですが、死刑制度がある以上は、殺害人数一人でも死刑を適用するべき事例は存在します。

また、Aさんのこの書籍にレビューをした3人のうちの1人からは、厳しいコメントをいただいていらっしゃいます。「貴殿は、厳罰だった江戸時代の犯罪を調べたことがあるのか。近代法を勉強してみたのか。ヤー公と話をしたことがあるのか。死刑問題を研究したことがあるのか。深層心理学を勉強してみたのか。国家や人類を少しでも考えたことがあるのか。だいたいあなたは文章の校正ができるのか。」と。

話は本題に戻ります。

以上のことから、Aさんがおっしゃった、「日本の安全神話が崩壊する」というのは、15年以上前の話と言えそうです。

それにしても、なぜ平成15年から急激に凶悪犯罪が減少の方向に傾いたのか、よくわからないという人も多いでしょう。

理由としては、平成15年以降は、警察力の強化や様々な規制の導入、250万人を超える防犯ボランティアの活動や市民の自衛行動の広がり等により、犯罪態様に応じた様々な施策が展開され、予想被摘発確率の向上、予想換金実現率の低下、予想獲得利益の低下、コストの増大が図られました。多くの機関や事業者、市民の努力により、犯罪のしにくい社会が形成され、加えて失業率も改善し、一層犯罪の少ない状態が実現された、というのが挙げられます。(出典:京都産業大学「https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/ju/2019_03ju_kyoin_txt.html」より)。

ですが、凶悪犯罪は減少はしても、未だに絶えることはありません。

凶悪犯罪が絶えることがないからこそ、「犯罪被害者への更に充実した支援」が必要なのです!

もちろん、戸締りや交通ルール厳守、防犯対策は絶対に忘れないでくださいね。また、小さいお子さんを持つ親御さんの方々は、絶対にお子さんから目を離さないでくださいね。そもそも皆さんにとっては、犯罪被害に遭いたくないはずですので。

それでは皆さん、記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。





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