Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #43「TEDDY GUN」

TEDDY GUN

2017年PR部門作品
Brand:ILLINOIS COUNCIL AGAINST HANDGUN VIOLENCE

概要

目的・背景:銃業界に対する規制の緩さに光を当てて、銃に関する法律や政治的圧力に対抗するため

アイデア:
・銃としてテディベアを製造した
(テディベアは、非常に厳しい安全規制に従う必要がある。それに対し、銃の規制はほとんどないに等しい。
銃として製造されることで簡単に規制をくぐり抜けてしまうという事実を示すことで、銃業界の規制の緩さを示した。)
・本物のテディベアと銃のテディベアを並べて、街で展示。そこにそれぞれの規制の内容を記した
・認知度向上だけでなく、ツイートやシェアで「連邦議員のあなたが規制を変えて」と文面が入るような仕組みにした。

効果:
・サイトが1億3,500万を超えるインプレッションを獲得
・イリノイ州上院で、銃取引業者を免許制にする法律が通過

感想

・テディベアと銃。遠い2つのものを組み合わせた施策。共通点の「規制」という点から、対比を分かりやすく見せる。
・ビジュアルの面でも、テディベアの顔に銃口があるデザインで不思議な不気味さを感じる

抽象化

◎遠い2つのものの共通点による対比

参照



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