SNSの共感疲労を通じて、自分の強みが見えてきた
noteやTwitterを始めて、1か月半が経ちます。
Twitterを始めて驚いたのが、ビジネスで発信している人が
思ったより多かったことです。
10年前にTwitterをやっていた時は、ただ日常の他愛もないことを
つぶやいていたイメージでしたが…
「〇〇したいなら〇〇しよう」
「〇〇すべき」 「〇〇せよ」
というようなメッセージ性の強い言葉を、たくさん目にするようになり、
「何もできていない私はダメな人間だ…」「みんなに責められている気がする」という思考に陥るようになりました。
決して、発信している人を否定したいわけではありません。
私自身も、発信したいと思ってSNSを始めたわけですから。
自己実現を目指す人がマーケティングの一つの方法として
Twitterを活用し、私もその方法を勉強したくて始めた部分もあります。
ただ、Twitterを始めたことで、
「言葉を浴びて、自分はこんなにも疲れるのだ」
ということに、初めて気づくことができました。
Twitterで何か変なことを言われたわけでもなく、
人間関係のトラブルに巻き込まれたわけでもないのに、
寝ても覚めてもTwitterを見るのをやめられない
でも何かを発信しなければ、でも反応が気になって仕方ない
気づけば、頭の中が、「他人の声」でいっぱいになっていました。
「〇〇な人生を歩みたいならこうしよう」「〇〇したいなら××はよくない」
「行動できない人はダメだ」「成功するにはこうすべきだ」
今の私はなにもできていない…もうTwitterをやめたい…
ありたい自分に近づきたいのに、行動できない自分と比較して
劣等感を抱いていた部分もあったと思います。
それを自覚してもなお精神的におかしくなりそうだ…
おもむろに、Twitterのアプリをスマホから削除しました。
すると、驚くほど気持ちがすっと楽になりました。
寝る前もTwitterをみなくてすむ。見たくても見れない環境をつくったのです。
見たいときは、パソコンを開いたときだけにすればいい。
ただこれだけのことに、なぜ今まで気づかなかったのか?
不思議なくらいでした。
私は「視覚優位」のタイプで、文字情報の刺激に敏感なのかもしれません。
特にTwitterは、多様な人の言葉のエネルギーを、一度にたくさん受け取るので、
どんどん刺激が増し、神経が昂る状態が続いていたのかもしれません。
こうして、Twitterをやめることなく、距離感を保ちつつ、続けられる方法をみつけることができました。
Twitterは向いていないから、もうやめたほうがいいかも?と落胆していましたが、
ちょっとした工夫で、うまく付き合うことができるのだとわかりました。
この経験から、私は自分の長所をみつけることができました。
「言葉のエネルギーを受け取るのが上手」ということです。
Twitterをただ見るだけで、これほどにも共感疲労を起こせるのなら…
自分が居心地よい言葉をたくさん浴びたら、どうなるだろう?と考えたのです。
もともと本を読むことが好きでしたが、毎日の習慣とまでではありませんでした。
ですが、毎日、心が穏やかになる言葉、力となる言葉
を目にしたら、きっと心が満たされるのではないか。
積んどくとなっていた本を手に取り、読むと、やはり心が落ち着きます。
落ち込んだ時も、心理学の本の目次をながめるだけで、
自然と心が落ち着くことがあることを思い出しました。
「言葉のシャワーを、自分で選ぼう」
そう考えさせてくれる、きっかけとなりました。
HSPならではの感受性を、自分のために使っていこうと思います。
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