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レムリアの囁き

こんにちは!魔タリカ 766歳 、魂のR指定です。
先週末に長野県白馬でサンクチュアリのレベル2とタオのインストラクターアップグレード強化合宿を終えて、札幌に向かう途中にこれを書き始めました。
またもや先週のメルマガをスキップすることになってしまったのが悔やまれますがwなぜか地味〜に忙しい。
いくらやっても仕事が湧いてくるのは、私のような仕事にとってはありがたいことですね!
それにしても、長野も札幌もエアコン要らずで快適です。エアコンが苦手なので、本当にありがたい。


サンクチュアリのアマウツシver.は、このうえなく美しく強烈な時間でした。前にも書きましたが、私がカタカムナに触れるのは、なんだか恐れ多い気がするんですが、アマウツシから受け取る直観知は、日本人なら誰もがDNAにセットされているんじゃないかと思うので、勝手にお許しいただくことにしましょう!
私にとってのアマウツシの概念は、中国やインドにひっそりと、でも強力なバイブレーションを発しながら残っているタオやタントラの日本バージョンです。空海が日本に持ち込んだという真言立川流は、ほとんど跡形もなく消失しています。

タントラは紀元500年ごろにインドで発祥し、タオはもういつからあるのかわからないくらい古くからあり、カタカムナは上古代(つまり縄文)のものといわれていますが、様々な文献を辿っていくと、これらの伝統はレムリアから連綿と伝わってきたのではないかと密かに思っています。

レムリアの時代には、人間の形も今とはだいぶ形が異なっていたのかもしれませんが、人間が人間として生命を紡いできた限り、この教えは失われることなく続いてきた生命礼賛の教えなのです。
それらの教えは欲望の虜からの自由、感情の激しい渦からの自由をもたらし、動物から人間へと進化させ、愛と信頼を学ぶために暗闇の中でひっそりと人間を人間たらしめるために修養されてきたのです。これがなければ、私たちはいまだに動物的な生殖活動としてのセックスしか知らなかったかもしれません。

続き…… 龍に乗る


時代が降って、女神(女性たち)が男性の所有物として取引されるようになり、所有の証明としての結婚が発明されると、特に西洋ではセックスは家の中に隠され、快楽は罪として隠蔽されるようになりました。
現代では多くの人が心のどこかで、セックスは人間を貶める淫らで穢れたものと捉えているのではないでしょうか。
けれども、心の奥底ではセックスの深い快楽と優しい抱擁に憧れて、求め続けています。そもそも人間関係は、あの人に触れたい、理解しあいたい、話したい、愛し合いたい、繋がりたい、という欲 " want " がなければ成り立たないわけです。

今やその欲はネットの中の出来事となって、AIによって満たされていると言えるのでしょうか?そう考えると多くの人の意識状況は、ポルノを見る人たちと酷似していることになります。
画面の向こう側、写真の向こう側のセクシーな被写体たちは、直接は誰にも何も要求せず、文句も言わないで、性欲はきっちり処理されて、ギラギラした妄想だけが甘ったるい白砂糖みたいな後味を残すのでしょうか。チャットや画面上で話せるものも今はあるんですかね?それにしても、イヤならOFFにすれば済むことなので、現実的な関係性とは言えません。

人生の質を高めるために最も重要な要素は「人間関係」だといいます。良質な関係性を築いていくためには、嫉妬や妬み、それに伴う怒りや悲しみ、不安などのネガティブな感情に向き合って統合していくプロセスを避けて通ることができないのと同じように、肉体ごと愛を交換するのにはセックスそれ自身にも向き合う必要があるのです。

だからこの道は、瞑想と気付き、愛と信頼の道なのです。
タオ、タントラの師たちは、「マインドを浄化せよ」「マインドを聖化せよ」と言います。
ハートの炎でマインドの不要なゴミを焼却し、その灰を大地に戻せば、大地はそれを他の生き物を養うための良き栄養へと変容させてくれます。

タオにおいて聖なるマインドを象徴するのは、龍に乗った観音様です。
荒ぶる龍は、欲望などのマインド、肉体の野生を象徴します。
同時に龍は、子供のように純粋なマインドを持った者しか乗せないのだそうです。龍の上にいる観音様が手に持っているのは(色々なバージョンがありますが)「鍼(ハリ)」なのだそうです。
正確にツボを突けば、最小限のアクションで最大の効果を発揮して自己治癒力を発動させます。

観音と龍

感情の浄化、マインドの聖化、欲望の聖化のためにはコツと練習、そして学びが必要で、私たちのサンクチュアリも観音様の守護をいただいて、学び続けているというわけです。

世界が愛に満ちて平和な場所になるのは神の責任ではなく、個人の責任です。私たち一人一人が愛とは何かを学び、愛に満ちた聖なる存在であることを受け容れること、あなた自身のうちに潜む観音様に気づくこと、それが私たちのセクシャルプラクティス「サンクチュアリ」なのです。

Love♡

Tarika

2023/ 7月24日発行メルマガより

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