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やっぱり愛しかないよね

こんにちは!魔タリカ 753歳 、魂のR指定です。先日の中秋の名月から後、なんだかすっかりエネルギーの流れが変わった感じがするだけど、 ♡ さんの日常はいかがですか?

私の8月はてんやわんやでしたが、あの満月の前後からなぜか腹が据わって覚悟が決まったような、そんな気分です。来年立春には、さらに大きくエネルギーが動くそうなので、それはもう想像を超えているに違いない!と、個人的には期待しております。

このところ、オンライン含めてあちこちのグループの中で、セックスの歴史について触れる機会が度々ありました。女神、セクシャリティ、セックスをキーワードにこの10年ほど独自に学んできましたが、どれも先に進めば結局女性の抑圧の歴史にたどり着きます。

これがもう悲惨すぎて、読んでいるだけでトラウマになるレベルで、私にはまだ扱えない、と泣き寝入りしてきました。

そうしたらどうでしょう!神の采配か、いつも私たちのフライヤーを作ってくれたいるデザイナーさんが「コテンラジオ」(性の歴史編youtube 版にリンクしてます)というポッドキャストのなかでとてもよく整理されてシェアされていることを教えてくれました。仕掛け人はあの二村ヒトシ監督です。(二村さんのお話はコテンラジオのポッドキャスト番外編.58~60)これはね、みんな聴いた方がいいですよ!「性の歴史」本編では、重苦しい話を「へ〜〜〜〜、ほぉ〜」と軽妙に、だけど真剣に取り組んでくれています。さすがだな、IQの高そうな若者たちよ!

しかしね〜、こんな重苦しい話を女性たちは聞きたい、知りたいと思うのだろうか?腰抜けの私のマインドは、明るくてハッピーな話の方が受けるよね?こんなにみんなを暗くするであろう話は危険じゃない?とか、これはもっと時間をかけてコトコトと煮込んでいかねば、誰も食べられないシロモノで、ホント難しいわ〜と途方に暮れてきました。

そもそも歴史は、大半が男性が記録したものなので、なぜ女性蔑視やミソジニー(女性嫌悪)が始まったのかという視点はなくて、女性の命には価値がなく物扱いされていた、という「前提」ありきのような気がします。

だってね、新人類が始まってから20万年と言いますが、その間ずっと女性蔑視だったなんておかしな話じゃない?と、私は思うのです。日本でも1万年遡って縄文時代は女性性の時代で、戦いや武器のない時代、地球に爪痕を残すことなく共生していた時代だったと言われています。

西洋世界で父権性社会、男性優位社会と女性蔑視が始まったのは、たったこの2〜3000年のことです。日本では西洋ほど熾烈な女性差別の歴史はなかったのですが、差別自体は根深く残っていますよね。

言いたいことがあり過ぎるので、困っちゃうんですが、セクシャリティのグループをしていると、時たま性的なサービスを提供したい、または、しているという男性に出会います。もちろんきっと、誰かを喜ばせたい、幸せにしたい、というシンプルな意図(あとはもちろん、モテたいw)が始まりなんだと思うんです。

そして同時に、女性側からのシェアも耳にします。マッサージに行ったら膣に指を入れられた、とか、性行為寸前のマッサージで、本当にどうすればいいのかわからなかった、等々です。外国であれば即訴えられて逮捕という案件ですが、如何せん日本人女子がパブリックで声を上げることを難しくしているのは、こんな場合まずは女性がバッシングされるのが現状だからですよね。男性も女性も、同意の前提レベルが別次元にあるんだとしたら、本当に出会っていると言えるんでしょうか?


日本の2022男女平等ランキングは116位でしたよね。男性たちは、本当に女性に興味があって幸せにしたい、喜ばせたいと思うのならなぜ日本が116位なのか、少し追求してみてもいいと思うし、女性たちも、暗く重たい歴史を直視して、そこに反省や内観、そして気づきをもたらさなければ、心の奥に抑え込んだ謎の罪悪感を引きずり続けて、自尊心は地面にめり込んでしまって、軽やかな楽しい人生からは程遠いのではないでしょうかね。

そう思うと、二村監督はさすがに性の現場をガチで生きていらっしゃるだけあって、暗闇を避けずに直視している感じがします。いいとこ取りする人たちは、性を下品とか、いやらしい、はしたない、と言って避けるか、聖人みたいな優しさと甘さの仮面の下に、凶暴な性欲を隠して生きていくけど、それはどこかで解放されなければならないので、ハラスメント(もっと進むと犯罪とか)などの形を取って人生に姿を現します。痛みや悲しみ、闇を受け入れた人たちは、幻想を捨てて現実に向き合います。

明日から始まるサンクチュアリの男性たちは、そんなわけで私にチクチク刺されてもめげない、深く豊かな懐を持った人たちです。女性たちも然り。こんなふうに女性は抑圧を受ける側、男性は抑圧する側、などと正負を分類して善悪を検分すればするほど、「いや、ちょっと待って。今私は女の肉体に生まれてきたけれど、過去生では男だったこともあるはず。逆もまた然り。」魂には性別も束縛も判断も関係ないんですから。セクシャリティという二元性の極地を、スピリチュアリティという一元性の世界から眺めることには、計り知れない価値があります。絡まったセックスの常識と歴史の糸を解いたら、本当に新しい時代がやってくるんじゃないかと思えてなりません。鍵はやっぱり、愛しかないよね!

Love♡

Tarika

2022/9/16発行メルマガより


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