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#87 茶道部 引退

今日で茶道部を引退しました。

2年生になるタイミングで顧問の先生が代わり、部活の方針で生徒と先生がぶつかることがありました。

3年生の他の部員はやる気がなく、部活に来るたびに大きい声で愚痴を言っていました。

部長として何ができるだろうと手探りでもがき続けた一年

地球の日本の東京の小さな私立学校の週に一回しか活動をしない茶道部

すごく小さい

12畳の和室に20人が集まって肩を寄せ合って茶道をしていました。

部長として周りを見て客観視をしてフィードバックして俯瞰で見て

たくさんの見方で茶道部をよりものにしようと頑張ってきました。

基本的に自分に自信はないですが、部長として周りを注意深く見てきたことは頑張ってきたこととして言えます。

文化祭のお茶会も学年関係なく力を合わせて成功に導いてくれました。

中学生のころはコロナでお茶会をすることができず悔しかったあの気持ちも今年で成仏させることができました。

そして何より、後輩の成長した姿を見ることができました。

私は中学校で茶道を習っていたので高校で新しく習うことはなく同級生や下級生にお点前を教えることが私の役目でした。

入ってきたばかりの今の2年生

できる人とできない人の差が回数を重ねるごとに開いていきました。

どうすればできない人には納得するように伝えられるのか
印象に残るように教えられるのか
教員でもないのに授業のやり方や伝え方に関する本を借りて読んでみたり
ネットで調べてみたり

できる人にはどこをもっと伸ばせるのか教えてみたり

何も知らなかった子達が立派にお点前する姿を見て感動しました。

お点前を見て泣くとドン引かれると思い、家に帰って写真を見返してしっかり泣きました。

成長を間近で見れて幸せでした。

先輩がいなかったら部活が崩壊しますって言ってくれた後輩もいたり
泣きそうになりながらお互い泣くのを堪えて最後にたくさん話したり

私は何も心配していません

来週からの部活、ぜひ全力で楽しんでほしいです。

こんなに素敵な人たちがいっぱいいるのに悪い人がいる世の中が少し信じられなくなったり

それぐらい、良い後輩に囲まれて引退できました。

これで私の茶道人生も一旦、おしまいです。

最後に顧問の先生に点てた抹茶が最後でした。

たくさんのありがとうをもらいましたが、私はその倍のありがとうをみんなに返したいと思います。

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