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苦手なものに向かっていく

今日はワーキングホリデーのエージェントが開催している英語講座の初参加日だった、のでみぞれが降る中ブルブル震えて渋谷に向かった。

会場に着くと中にはファッション・メイクからしてギャルや陽の方たちと分かる人たちがすでに着席しており、もうこの時点で胃がひっくり返りそうになった。
間違いなく偏見と主観だが、海外志向がある方たちは内外共にキラキラしている人が多く、その人間力(にんげんぢから)にうわーーーー!と圧倒されることがある。薄汚れた自分が(改めて)あらわになったショックでその場で大の字になろうかと思った。

しかしこのような外見だけで印象を決めつけ、恐怖する小さい人間こそ自分が忌避する存在では?!と己を奮い立たせて、堂々と背筋を伸ばして部屋の隅の一番後ろの席に座った。彼女たちの目線の前に立つのはまだ厳しい。

私は私が意気地が無いということを良く知っている。(無知の知)(違うよ)


共に机を並べて勉強する人たちに対する緊張はあったものの、講座の内容はとにかく楽しかった。

英語を本当に基礎の基礎から学び直しているが、自分の興味のある分野を学んで、筆記しながら頭に入れていく作業はやっぱりはちゃめちゃに楽しいな。

美味しいものを食べた時、脳がフルパワーで回転してそれらがじわじわ自分の一部になっていくのを実感するあの瞬間と似ている。

私は「食べること・未知への探究」が好きというよりも「いい感じのものを自分に取り込んでいくこと」が好きなのかもしれん。


閑話休題。
最初の講座が終わって、次の講座まで時間があったので今日会ったばかりの(!)初対面の人たちに(!)声をかけて(!)一緒にご飯を食べながらワーキングホリデーについて談笑した。(!!!)

(最近、積極性がなければ死あるのみという宗教を信仰し始めましたので…。)


そして談笑と書いたが、(直近のnoteでも書いたけど)私は人付き合いが死ぬほど苦手なので終始「自分から声かけておいて、つまらんことしか言えない自分を殺してくれ〜〜!!!」と叫び出したくなる衝動を抑えながらの会話だった。(それは談笑と言わない)

相手の方々も、こんな情緒が死んでいる女と会話してるとは思ってもみなかったかもしれない。申し訳ない。


ただ海外やワーキングホリデーの話は聞くのも話すのも楽しいし、自分では得られない情報や経験も耳に入るのですごくためになった。

そのうちの一人は来週出発らしく、かなり緊張とワクワクが入り混じった面持ちをしていた。

もう数ヶ月すると私もこんな顔になるのかと思うと、また地面に大の字になりたくなった(幼児の頃からどうしようもならない感情に襲われるとすぐ大の字になる人)が、ワーホリに行くと決めてからやるしかねー!やるしかねー!(鳴き声)と叫んで決起もしているし、途方もない壁の数々に絶望してロシアとかに行きたくもなってる。


でもあんなに死ぬほど苦手だった人付き合いを自分から進んでやってみたから、それだけで今日は満点でしょ...。(そういうことにしておいてください。)


でも今日提出の申込書と事前振込を完全に忘れてのこのこ出席してたので完全に±0だった。

お前はいつもそうですね。



最後までご覧いただきありがとうございました。 どうぞ良い一日をお過ごしください。