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ドクダミは生活の味方|お金に任せ過ぎない生活



実は厄介者ではない

先日、ドクダミ化粧水を仕込みました。
ドクダミ化粧水は10年以上前から毎年作っています。
花が咲く5月〜7月初めくらいまでのドクダミの葉は、葉が柔らかくて成分が抽出しやすいと昔教わったので、だいたいこの時期に作っています。でも、今年は遅かった方です。花も咲き終えてしまったし。

ドクダミだったらなんでも良さそうだけど、日陰のどくだみのほうが葉が柔らかい気がします。日向のドクダミは葉が焼けていたり硬いから、化粧水に使う場合は日陰の綺麗な葉っぱを使っています。
【作り方】
①密閉できる保存瓶をよく洗い消毒する
煮沸がいいと思うけど、面倒で今年は日光消毒しました。

②どくだみを詰める
どくだみをよく洗って瓶に詰める。乾燥させずに使っています。ちぎって入れた方が成分が抽出しやすいです。

③アルコールで抽出
私が作り方を教わった時はホワイトリカーを使いましたが、だんだんとアルコールだったら別にいいやと焼酎の時もあるし、日本酒の時もあります。アルコールはドクダミが隠れるくらいひたひたに入れます。
一度お酒が足りずに残りをエタノールで補ったことがありますが、アルコール濃度が高すぎてあまりお勧めしません。抽出液は薄めて使いますが、肌への刺激が強かったです。

④日の当たらない涼しい場所で保管
半年くらい経つとエキスが十分に出て使えます。

使う時は抽出液を精製水で薄めて使います。

※アレンジ※
・匂いが気になる
個人的にはあの生えている匂いがするわけではないし、気にならないですが、匂いが合わない場合は仕込む際に輪切りのレモンを入れると香りが変わります。
ドクダミを詰めて輪切りのレモン(無農薬がいい)を乗せてから、アルコールを注ぎます。
レモンは1ヶ月くらいだったかな?(←初期はやっていたけど、今はやってないから忘れた。)そんなに付け込まなくて大丈夫です。匂いを嗅いでみてさっぱりした香りが感じられば取ればいいと思います。

・余ってしまったら
大量に仕込んだものの余った時は風呂に入れています。薬草風呂になります。あとは虫に刺されたときに塗ってみたり。

最近ハマっているのが、ドクダミを洗濯ネットにいれて湯船にいれること。
生葉でも乾燥させてからでもどちらもやっていますが、お湯から上がってタオルで体を拭く時にさっぱり拭きやすいし、しばらく体がぽかぽかしてこの時期は暑いくらいです。
入浴剤は買わなくていいんじゃない?というくらい意外と優秀でした。
あの独特な匂いはほとんどしません。
乾燥させれば時期が終わっても使えるし便利です。

数年前は何度か乾燥させてお茶にして飲んでいました。私は匂いや味は気にしないので、全然飲めます。あの生えている時の匂いは別にしないので飲む時に「う!」とはなりませんが、味は好みが分かれるかも?
でも、漢方にも使われるくらい良い効果がたくさんで、血液を綺麗にしたり、とにかくデトックスやいろんな効果(←それしか覚えていないw)があるので、庭や畑に生えているなら邪険にせずどんどん活用したらいいと思います。

私は化粧水作りを教えてもらってから、厄介者だと思っていたドクダミが宝に見えるようになりました。道端でドクダミが生えているとつい目がいってしまう。
風呂やお茶で使った出がらしドクダミは土に還して、そうすれば土も良くなるし、ゴミ袋もいらないしいいことばかりだと思うのですけどね。

お金に依存し過ぎない生活

ドクダミを活用すれば、化粧水、入浴剤、ハーブティーを買わなくていいし、もし買っていたとしたら手作りすればわずかだけど節約になると思っています。(これらはなくても生きていけるものですけど)

でも節約してお金を貯めることに話題をフォーカスしたいわけではなく、工夫すればお金がいらない生活が出来るという意味です。
社会に身を置いていれば、確かにお金がないと生きていけないのだけど、自分の生活の中で(誠実にそして合法的に)お金を使わなくても済む割合が増えれば、お金に振り回されずに生きていくことが出来ると思うんですよね。
お金を払って経済を回すことで誰かや何かに貢献できるという考えもあるけれど、身の回りでお金への不安やお金があると安心という観念から、働きすぎて体と心を壊している人を何人も見ているので、自分で出来ることを増やせば働きか方を変えることや、そうした不安を減らせるのではないかと思っています。「お金がないと!」という観念を捨てる話。

私は一般的な家で育ちましたが、かといって余裕がある裕福な家ではなかった故に、これまでお金がたくさんないと生きていけないと思っていました。だから、お金がある方が安心で幸せ、そうでないと不安という観念にガチガチに縛られていたけど、今まで何も考えずに当たり前だと思ってお金を払い誰かに任せていたことや、当たり前に買って生活に持ち込んでいたものを、自分で出来ないか?と工夫するようになってから、お金の不安が少しずつ減りました。

きっかけは私のヨガの先生のご夫婦が出産は自分たちでしたという話を聞いたり、その先生の旦那さんやヨガ仲間は、DIYを始め、車の整備や車検やエアコンの取り付けを自分たちでやっていて、それって自分で出来るんだ!と新しい視点(お金に任せない暮らし)をもらったからです。
そういうスタンスで生活している人をテレビとか本で見ていたけど、実際に実現している人を目の当たりにしたから衝撃が走ったのだと思う。
生活の中でお金に任せっきりだったものを自分でやる技術や経験や習慣が手に入れば、その分がむしゃらに働かなくてもいいし、または何らかの原因で収入が減ったとしても、仮に災害が起こったとしても、お金に生活や精神を依存しない分、肉体的にも精神的にゆとりが出来るんですよね。

これはどこに住んでいるかに限らず、捨ててしまうものをもう一回何かリメイクしてみるとか、欲しいものを自分で作ってみるとか、クリーニングに頼んでいるものを調べて自分で洗ってみるとか、髪をセルフカットするとか、ベランダで野菜を作ってみるとか、大量に頂いたり賞味期限が迫っている野菜ーつまり使いきれなさそうな野菜を干し野菜にしてみるとか。出来ることはいろいろ。(自炊だってそうですよね)

ただ、餅は餅屋でお金を出せるならプロに任せた方が安全性や結局効率が良い場合がありますけどね。(失敗して何度も挑戦しているうちに、結局材料費や時間がかかったとか)

私は関東圏から飯田に移住しましたが、移住の時に夫婦で仕事を辞めました。(私はヨガの仕事を続けているけど、当時の教室を閉めて、ここで新しくスタートしているから対面の教室はゼロからスタート)
夫婦で以前よりもかなり!収入は減りました。でも、お金がないなりになんとか生きていけているし(我慢やひもじい思いはしていません)、精神的にも追い詰められたりはしていません。

これがもし、なんでも買ったり頼んだりするのが当たり前という発想しかなく、全くお金がないと生活出来ないのでは?という観念に固執していたら、せっかく豊かな自然の田舎に住んでいるのに、心は穏やかではなかったと思います。どこに住んでも体と心の平安はないと思います。

あとは結局はヨガの話になるのですが、ヨガを実践しているからそう思えるのだと思います。心配しようがしまいがお金はやってくる時はやってくるし、出ていく時は出ていく。お金は幸せそのものではない。物事を心配するエネルギーがあるなら、自然の働き(崇高な存在)を想うことに使いなさいとか。いろんな教えを学んで、それを心に留めて過ごしているから。

なんか、ドクダミの話から話の流れや規模が全く違うものになってしまったけど、ヨガ教室のブログなのでまぁいいか。

【動画】田舎暮らし&あるもので暮らす

こちらも良かったらご覧ください。

飯田市のヨガ教室 TaraYoga

【個人ページ】個人的なこと、もっとディープなヨガのことを気楽に書いています↓


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